「もしよかったら、お父さんも一緒に受験しませんか?」

これは3年前、チビの漢字検定をくもんの教室に申し込みに行った時に先生から言われたことばです。

 

思いもしなかったお誘いでしたが、先生曰く「親御さんと一緒に受験するのは、お子さんのやる気を最大限に引き出しますよ」と。

「なるほど!それはいいかも」と思い、チビと始めた漢字検定試験。

最初はチビ10級で、私は3級でした。

その半年後に、チビ9級、私は準2級を受験。

で、去年の夏はチビだけ8級の試験を受けたのでした。

 

漢字検定

漢字検定、再び

 

そして今回、チビは7級、私は2級に挑戦です。

近所のくもんの教室で受験できるは10級から2級までなので、今回もし合格できたら私の漢検チャレンジは終了です!

 

がしかし。

準2級の時も3級と難しさが全然違うと痛感したのですが、今回はまた一層激ムズなのですよ。

更に準2級までは合格基準が200点満点で140点だったのが、2級の合格基準は160点。

この20点がねー、物凄くハードルを高くしているのです。

 

このところ過去の問題集を超真剣にやってますが、100点〜140点くらいしか取れない。

嗚呼、逃げたい。

 

 

漢字の読み書きだけならまだしも、見たことも聞いたこともない四字熟語のオンパレードや、「えっ?そこかいっ!」とツッコミたくなる難解な部首の問題はもはや笑えます。

例えば四字熟語。

「舞文弄法」「犬牙相制」「金城湯池」「秋霜烈日」「方底円蓋」「換骨奪胎」「羊質虎皮」「盲亀浮木」「理非曲直」「春日遅遅」「禍福得喪」「泰然自若」…。意味を理解した上で覚えなきゃいけない四字熟語が百種以上もあるし。

例えば部首。

「鹿」の部首は? 答え:鹿(しか)

「羨」の部首は? 答え:羊(ひつじ)

「串」の部首は? 答え:|(ぼう)

「丼」の部首は? 答え:丶(てん)

あのーもうちょっと、「ごんべん」とか「うかんむり」とか分かりやすいヤツも少しくらい出してもらえませんか?と言いたい。

だいたいさ、「ぼう」とか「てん」って、それだけはゼッタイ違うって思ったやつが正解だったとは…。

 

 

さあ、そんなわけで残りはあと僅か1週間。

あ、僅かの「僅」っていう字と、謹賀新年の「謹」っていう字。

つくりが似てるようで違ってたのね。

それを最近になって学んだのはいいのですが、困ったことにどっちがどっちか分からなくなるという二次災害が起きております。

危惧の「惧」と倶楽部の「倶」とかもそうだけど、こういう紛らわしいの、統一してもらえませんかね。

 

 

さて、柔軟さを完全に失ったオヤジの脳にどれだけ漢字を詰め込めるものか。

かなりピンチですが、あと1週間がんばります。