代々の大地主のS家は、働かなくてもお大臣の生活が成り立っていたが、戦後の農地改革で多くの農地を失った。
しかし、まだ多くの資産は手元に残り、それを元手に事業を展開していった。
息子は都会の学校へ行き、業界会長の上品でお金持ちのお嬢様と結婚した。
地元に帰り、議員さんとなり優雅な生活を送り、今では事業は孫子どもの代になった。
ずっとお手伝いさんがいて家事をしてこなかったお嬢様が、老夫婦二人暮らしをする事になった。
大きなお屋敷と庭園の管理はとても大変で、木々の剪定は庭師が年2回、草取りは年3回、お屋敷の掃除等は毎週1日に3~4時間(時給3000円)外注しているという。
猫狭庭の剪定や草取りは自分で頑張りますが、掃除の外注が羨ましいわ。
月に1度でも外注できるゆとりがあったらなあ。