偶然、メルケル元ドイツ首相の来日ビデオを見た。
彼女は、本当に凄い政治家だったと思った。
何より、彼女には〝政治的信念〟がある。
特に感銘を受けたのは
「大きな人類の問題は、多国間主義によってしか解決できない。」
「単なる自由は存在しない。いつの時代も自由を勝ち取っていくことが重要だ」
「私たちは他者と互いに協力し、責任を引き受ける必要がある。他の人に敬意を持たないような自由は、自由ではありません」の言葉
日本の政治家に、真に責任を引き受ける(御免なさいと、簡単に辞任することではない)覚悟を持ってほしい。
国民よりも、自分の政党を第一に考えるような無責任は止めてほしい。
私たちは、平和ボケしているのだろうか?
決定的に〝危機感が欠けている〟
今、尖閣諸島のブイを勝手に取り除いて「ここは中国の領海だ」と言われているが、手をこまねいているだけでは本当に領土を侵犯されてしまう。
北海道だって、いつロシアが(ウクライナが片付いてから、次は日本だとばかりに)、「我が州である」と言ってこないとも限らない。
日本は「羊のような国民」(なんでも言われたまま、従う)と言われて久しい。
いつまで、独立国でいられるだろうか?
メルケル元首相へ法王が話したと言う「曲げて、曲げて、曲げて、それでも折れない」の言葉に、永年生き抜いてきたしたたかな姿勢が見える。
日本!お前も頑張れよ!と思う。