この後に、多忙なお二人のお見合いが終わり、双方の感触は良かったようで、いよいよ次の段階である。
両人の間には、私の他にAさんとBさんが挟まれていて、初会の顔合わせには、Bさんが付き添いに行ってくれた。
アラフォーのお二人はキャリアを積んでいるので、多忙で会う時間を決めるのにも、なかなかスムーズには行かない。
おまけに、穏やかなお二人で「私が会話を盛り上げたけど、二人きりでは話は弾んだのかしら?」と、Bさんは心配していた。
(Bさんに比べたら、たいていの人は大人しい部類に入りますよ)
私は女性側に結果を伝えて、次回の候補日をいくつか挙げてくださいと伝えた。
しかし、Bさんには〝生ぬるい〟〝雑な対応〟で、まとめるためには、メールだけでは不足で電話をしてと、はっぱをかけられてしまった。
いえいえ、メールだけでなく、電話もしましたよ。
期日指定まではしてなくて、ご自分で調整してもらうように話したのですが、足りませんでしたか?