地元では、年に数回〝環境美化〟〝墓掃除〟と言った共同作業がある。
大抵は日曜日であるが、時期によっては祝日や連休となることもある。
参加できない家庭は、出不足(1,000円程度)を払えばよい。
(家の少ない地域だと、5,000円だそうな。それだけ、1人当たりの作業分担が多いということである。)
昔は、男性の参加は1人前だが、女性が参加した場合は半額の出不足を払わねばならなかった。
だから、バリバリ作業する若い女性の横で、鍬を杖代わりによぼよぼ立っているだけのお爺さんがいたりした。
(さすがに、それはおかしいと廃止され平等となったが)
しかし、毎回出不足を払ってスルーしている家庭は、白い目で見られるようになる。
だから、我が家は予定と重なった時には、前もって組長に申し出て、都合の良い日に分担作業を終えておく。
(これで、出不足も払わなくてよくなる)
ふと、県庁所在地の大会社経営者宅が、地域作業に家政婦さんをお願いしていたのを思い出した。