歳を取ると、今迄の家事がだんだんと面倒になる。
それは夫も同じで、私の負担を減らすどころか自分の分担も面倒になりつつあるのである。
バスタオルは乾きにくく管理も大変で、全て浴用タオルに代えたと言う記事を読んだ。
しかし、夫はバスタルを豪勢に使うのを好む。
実は、私も浴用タオルでチマチマとするのは、あまりリラックスできないのだ。
そこで、負担を減らすためのアイディアに、タオルは畳まないことを思いついた。
幸い我が家の脱衣場には大きな3段のかごがあり、一番下にはバスタオル、2段めに浴用タオルを入れている。
かごは結構な大きさで、畳まなくてもタオルは充分収容できるのだ。
これで、ずいぶんと気が楽になった。
アイロンも、ハンガーのまま簡単にできると言う製品を買った。
それで、衿と袖口だけで済ましたり、よほどの物でないと全部には掛けないようにしている。
毎日のTシャツも、干すときにパンパンと伸ばしアイロンはしない。
こんな風に、家事も断捨離を進めてきている。
しかし、腰かけたまま必要なものに手が届くように、机近辺にあれこれ配置したら何だかいろいろ乱雑になってきた。
夏休みに帰省する孫たちが、これを見てどう思うだろうかと、ふと気になる。
ボケてきたかと心配されそうで、他人の目で見てもう少しだけ片づけておこうか。
夏休みが終われば、元の木阿弥になるだろうが。