YouTube「wakatte.TV」が、興味深い。
「学歴コンプ」をテーマに、いろいろな切り口で作っている。
全国を走り回って、大学や高校、学生の情報を提供してくれる。
今更ながら、そうだったのかと思わされることも多い。
(本当に今更です💦。私は、もはや手遅れですが)
関西(兵庫)出身のふーみんにとって、京都大学現役合格は天下を取った勢いだったに違いありません。
しかし、偏差値的には東京大学の方が上位であることを知ってしまったことから、彼の人生が狂い始めます。
何と、東京大学に入学しようとして京大を中退してしまうのです。
天狗だった彼には勝算有りだったのでしょうが、そうは問屋が卸さない所が天下の東大です。
目算が狂い、何と最終学歴は高校卒となってしまうのですが、それでは彼のプライドが許しません。
随所に「京大現役合格の俺様に、、、」が滲むところが、何とも生ぬるい笑いを誘います。
しかし、このYouTubeで全国の受験情報が知れるところとなり「そうだったのか」と合点がいくこともあります。
短歌の俵万智さんが、40歳で産んだ息子の子育てについてです。
彼女は未婚で男児を生んだが
(年齢的にもう結婚はすっ飛ばしてしてでも、ともかく子どもを産んでおきたかったのでしょうね)
2011年の東日本大震災の影響を避けて石垣島に小1の子どもと移り住む。
全校13名の石垣島の小学校を卒業し、宮崎県の中高一貫共学校の寮生活の後、東大に合格する。
九州は、産業が少なく都会に出る人が多いと言うイメージでした。
だから、偏差値の高い進学校が沢山あると言うのには、正直驚きでした。
思えば、俵さんのいた福井県も東京に進学や就職で出る人が多いようでした。
都会に打って出るには、学力や学歴は頼りになる後ろ盾なのですね。
地方には、地方なりの進学校需要があることが分かりましたわ。
しかし、なぜふーみんは隠れ浪人にしておかなかったのでしょうか。
(よほど,自信があったのでしょうね。当ては外れるのですが。)
そうすれば、東大でなくとも、京大卒という立派な学歴は残ったでしょうに。
でも、中退となったからこそ、このYouTubeが生まれたのだとも思います。