フィギュアスケート選手の人気ランキングがあった。
男子
1位 羽生弓弦
2位 高橋大輔
3位 宇野昌磨
女子
1位 浅田真央
2位 荒川静香
ああ、なるほどね!
成績だけじゃなく、記憶に残る順位なのね。
羽生弓弦さんの凄まじい勝ちへの執念は、中国杯の血だらけ『オペラ座の怪人』や2度目の平昌オリンピック金メダルへ怪我を乗り越えての演技に、全国民が息を吞んだ。
東日本震災など、忘れられないエピソードを沢山持つスケーターだ。
浅田真央さんは某国の妨害の中、真正面から自分のスケートで立ち向かった。
当時は女子には稀有なトリプルアクセルにも、オリンピックでも勇気を持って挑み続けた。
その姿勢と情熱が、金メダルの荒川静香さんよりもファンの心を掴んだのだと思う。
荒川さんは、冷静に知性で金メダルをゲットした。
誰もがトリプルジャンプを飛ばねば勝てないと考え次々と失敗していく中で、彼女はダブルジャンプを失敗なく飛び完ぺきな演技で金メダルをかっさらった。
彼女の計算と作戦勝ちであった。
その後の人生も、すぐに引退してプロとなり蓄財に励み、リンク内恋愛が多い中で32歳で医者と結婚し二人の子供を持つ。
女子スケーターの理想とする人生の勝ち組みである。
一方、浅田さんはトップスケーターと結婚引退を決心した純愛をするも、はしごを外される手痛い裏切りにあう。
スケート選手らも取材陣も皆事情を知る中で、彼女のその後の態度が見事であった。
毅然と引退記者会見に臨み、予定されていたTV出演をし(織田信成さんの方が泣いてしまったのを彼女が慰めていたほどである)、スケート連盟の表彰式でも元恋人に取り乱さなかった。
当時10代の本田真凛さんが、何とも言えない表情で見ていたのを覚えている。
同門の宇野昌磨は「僕はそんなに厳しいスケートでなく、楽しみたい」と、暗に元恋人を非難した。
その後、交際宣言した本田真凛さんと宇野昌磨さんが同じ事務所に所属したのは、浅田真央さんと一緒という事が大きいと思う。
高橋大輔さんが宇野昌磨さんの上を行ったのは、長きにわたり男子スケート界を引っ張り、関西の金満おば様の寵愛を受けていたことも関係あるのでしょうか。
凄まじい勢いで追い上げてくる羽生さんに、高橋大輔熱愛おば様たちはかなり露骨な嫌がらせをして、羽生弓弦さんのカナダ行の一因ともなったと言う位の高橋ラブは有名である。
宇野昌磨さんも2人と同じくJRグランプリファイナルとJR世界選手権で優勝したが、その後伸び悩む。
キスアンドクライで涙する宇野さんを、羽生さんとハビエルさんがそれぞれの表情で見ていて、性格が表れていたなあ。
お愛想もビッグマウスもないが、秘めた情熱と誠実さを本田真凛さんは信じているのだと思う。
人生の渡り方はいろいろで、どの道を行っても後悔は付き物であろうが、自分自身には誠実であることを祈る。