人を呪わば穴二つ | baabapapa2のブログ

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街中に出て、久しぶりに同級生とランチをした後、場所を変えてコーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しんだ。

 

認知症の発症原因が、話題となった。

2月に記事にも書いた後輩が認知症になった話をした。

あくまで想像でしかないが、認知症直前に友人の言った「心の闇」とは、期待を裏切られた恨みではないかと言う。

後輩は、体が不自由になっても手厚い介護がしてほしかったのだろうか?

施設に入所したとしても、毎日の様に面会に来て寂しい思いはするはずはないと考えていたのだろうか?

その為に、あれだけのことをしてあげてきたではないかと悔しかったのだろうか?

いろいろな思いや後悔が「闇」となり、暗黒の闇から逃れるべく彼女は認知症になったのだろうか?

 

 

実は、同級生の彼女も遺産相続でかなりの不利益・不平等を飲まされた。

傍で聞いていても、義憤を感じるほどであった。

しかし、彼女は「しかたない」と諦め受け止めた。

根底に「私は暮らしていける状態にあるから、まあいっか。」があったと言う。

それは彼女が永年苦労しながら勤務してきたからであって、不平等の理由にはならないはずである。

しかし、山奥の田舎に留まり、割の良い仕事を得られなかった姉妹には「遠慮してもらって当然」があったらしい。

彼女は「いつまでも恨んで生きるには、人生つまらないでしょ」と、一人で贅沢はできないながらもお仲間と運動や趣味を楽しんでいる。

彼女の私生活の悲しみやいろいろも知った上で、彼女はこれがあれば大丈夫、幸せに生きられると思った。

 

人を呪う心の闇は、自分を闇に落とすことになると、心に刻んでおこう。