普段は、アルバイトや孫預かり等で私もそれなりに多忙である。
これは、時々会う昔のお仲間も同様である。
趣味や地域のお役目、ボランティア等があり、手帳には空きがないと言っている。
私の知り合いにはなぜかお金持ちや資産家が多く、会うたびに新しいお洒落な物を身につけていたりする。
それらは、一目で正規品でお高いと分かる。
一方私は、趣味が合えば〝しまむら〟〝無印良品〟〝GU〟時には古着でも喜んで着る。
そして、私は彼女達を片時いいなあと思うことはあっても、それで悩んだり嫉妬したりはしない。
私にも、彼女たちと違った物や人生があると思うからである。
皆、それぞれ持っている個性であり、特色であり、資格や業績やキャリア等である。
気の置けない(つもりの)お喋りの中でふっと〝羨ましいのかな?〟と感じる時がある。
もっと言えば、妬まれている?である。
「貴女は恵まれているわね」と言われても、言い分はこっちにもある。
〝高望みをし過ぎて、お子さんは未婚なのよね?〟
〝孫の数なんて婆の口出すことではないでしょ〟
健康や見た目の若さは、彼女たちの方が時間もお金もかけている。
だから、そこは言ってこない。
どうやら、私のキャリアや未だに仕事のあることが、気に入らないようで、それとなくマウントを取ってくる。
「孫が留学するんで、お金が掛かって!」(貴女はそんなお金出せないでしょ)
「旅行や食事会が多くて」(貴女は、そんな暇ないでしょ)
最後はそれとなく仲間同士で消える。(私に声はかけない)
だから(昔の)仲間であって年に一度くらいの生存確認であり、(今の)仲間のように親密には付き合わないのよ。