近頃は、孫育て育休も発案されているような。
確かに我が家は母親が外勤で、延長保育に始まりなかなか手が掛けられなかった。
何なら、遠足や卒園式も代わりの人にお願いした。
定年後もセカンドステージで働き、次女の出産里帰り先は近くの息子の家だったりした。
まだ、子どもがいなかったとはいえ、お嫁さんも良く引き受けてくれたと感謝している。
仕事も短時間のアルバイトとなった今は、息子の一人っ子小学生を時々預かっている。
共働きでシフトがある母親と日曜休みの父親であるが、春休みなど大人がいない日もある。
次女の件の恩返しのつもりで、快く引き受けている。
市内に住む長女と大学生孫から、気になることを言われた。
もう高学年になるのに、いつまで自立させないのか。
弟両親も、子供の成長に合わせた子育てができていない。
祖母もホイホイと言われるがままでは、孫も親も育っていかない、と。
今日は、随分とハッキリ言われた。
私も末孫となる甘えん坊ぶりを気にして、時には厳しく対応するも何せ相手都合の預かりで計画的に何かすることは難しい。
長女は孫達を計画的に厳しく育て、それなりの成果を得ていることで子育てに自信を持っている。
孫たちはそれに感謝しており、両親を尊敬し誇りにも思っている。
結構なことである。
今のところはね。
しかしね、だからと言って、人生なんていつひっくり返るか分からないんだよ。
これから先、悪い男に騙されないまでも、就活がうまくいかないとか、仕事でノイローゼになるとか、生きていれば、いろいろあって当然なの。
よその家族の欠点と思えたとしても、それで結構幸せに暮らしているかもしれない。
あるいは、それが精一杯の努力の結果かもしれない。
ひょっとして、親切・心配というのは、余計なお世話かもしれないとは考えられないのだろうか。