以前、このブログに電車に魔法瓶を忘れたと書いた。
見つかったのである。
落とし物係に連絡して、届いていた?
いえいえ、鞄の奥底から見つかった。
もともと、失くしていなかったのだ。
あわてん坊で、うっかりで、恥じ入るばかりである。
で、鉄道の落とし物係に見つかった報告をすべきか、悩んだ。
呆れられることであろう、
高齢だから仕方ないなあと、ため息一つで終わるだろうか、
いろいろ考えたら、どうしても言えなくなった。
電車内の忘れ物は日常的にある一つの出来事で、係りの人もいつまでも覚えてはいまい。
いや、忘れて下さいと、願いつつ今日も魔法瓶のお茶を飲んでいる。