失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口 -24ページ目

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

今話題に上がっている韓国製ボトックスは危険なのか?という問題点。

 

結論から言うと、薬剤そのものの有効成分は同じボツリヌストキシン製剤であり、承認品であれば一定の品質基準は満たしている。ただし流通経路と温度管理、並行輸入の管理体制はブランドごとに差がある。そこが論点。

 

アラガンは国内正規流通で、製造から配送まで一元管理しています。
しかし韓国製は並行輸入で入るケースが多く、輸送管理の実態は輸入業者依存です。

(並行輸入が問題と言われる理由は、アラガン者の様な正規ルートなら、メーカーが作って決まった業者が温度管理して病院に届く=流れが一本ですが、 並行輸入は、別の輸入業者や国内卸など何段階か挟むので、 本当にずっと冷蔵だったか・問題が起きた時にどこが責任を取るのかが分かりません。だから安い)

 
項目 アラガン 韓国製
国内承認 あり  無い
流通 正規一元管理  並行輸入が多い
温度管理 メーカー管理  業者依存
価格 高い  比較的安い
原価差 小売価格に反映  利益率は高めになりやすい
個体差 通常範囲  管理次第で差が出る

 

韓国製ボトックスの流通と管理体制

 

結局、韓国製ボトックスは品質管理や流通に不安があり、効果にばらつきが出る可能性があるので、安さだけで選ぶな。できればアラガンを選べ。という主張ですね。

 

論点はこんな感じです↓
①流通経路。韓国製は並行輸入が多く温度管理が業者依存。
②原価差。韓国製は安いのでクリニックの利益率が高い。
③効果の安定性。管理次第で個体差が出る可能性がある。 

 

つまりメッセージは、安いのには理由があるといった点です。

ただし、韓国製が広く無効化しているという公的データが示されているわけではないので、あくまでも目安に・・・。安全派の人はアラガンが無難でしょうね。

 

当然、ボトックス認定医とかは直美の名刺代わりと言う感じなので、技術の保証には全くあてにならないということは理解しておきましょう。 国家資格ではないので、形成外科専門医のような公的専門医制度とは訳が違います。 

 

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エラ削りは小顔手術の中でもガチの骨手術です。ノリで選ぶと本気で後悔します。学会報告でも下歯槽神経のしびれは一定割合で出ますし、広く削るほどリスクは上がる傾向があります。骨は戻せません。

ざっくり違いはこうです。

 

エラ削りの手術、違いとメリット・デメリット

 

  耳後部アプローチ 口腔内長曲線骨切り
変わる角度 横顔メイン 正面も変わる
変化量 控えめ 大きめ
神経リスク 比較的低め やや高め
技術難易度

 

横だけ整えたいなら耳後部でも足りますが、正面を細くしたいなら長曲線まで対応している外科医を選定しましょう。あと超大事なのが「本当に骨が原因か」です。咬筋が張ってるだけなら削っても期待外れです。ここを見抜けない主治医は避けてください。まずは顎顔面をちゃんと扱える頭蓋学顔面外科・形成外科学会での評価を確認する必要があります。

 

また、海外でのエラ骨切りは特に後遺症トラブルが多く、 国をまたぐと訴訟や賠償は時間も費用もかかり、実務上ほぼ泣き寝入りになります。逆に医療訴訟まで行くことすら出来ないで終了パターンが多いので、推奨されていません。

 

医師選びのチェック項目をまとめてみたいと思います。

 

チェック項目 確認ポイント 不十分な外科の特徴 失敗回避の判断基準
原因評価 レントゲンやCTで気道幅を評価しているか 見た目の写真だけで判断 気道の狭さを数値や画像で説明できる
術式提案 プロテーゼと骨切りの違いを説明しているか とりあえずプロテーゼを勧める 骨格性後退なら骨切り前進術を提案
機能説明 いびき改善の理屈を説明できるか 美容効果のみ強調 気道拡大との因果を説明できる
症例提示 術前術後の側面レントゲンを提示できるか 正面写真のみ提示 前方移動量と気道拡大が確認できる
再手術対応 プロテーゼ除去や再骨切り経験があるか 再手術症例がない 再手術症例を具体的に提示できる
手術時間説明 手術時間や固定方法を具体的に説明 曖昧な説明 所要時間や固定法を明確に回答
美容と機能の統合 美容と呼吸機能を一体で考えるか 見た目のみ重視 形態と機能を同時に評価

 

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骨切後の顎下のタルミは結構厄介で、HIFUをしたり糸リフトをしてもなかなかもたつきが解消されない特異性があるため(どうしても顔が小さくなる分、体積が減って外側のサランアップが余る)仕方がない部分ではあるのですが、修正が難しいものの一つです。

 

そこでペリカン手術で改善を図ることがあります。

 

顎下のたるみとペリカン手術

 

顎下の脂肪吸引ではじゃりじゃりした脂肪なので、脂肪吸引管では取り切れない脂肪も点在します。顎下を触るとわかるのですが、硬いですよね。そうしたケースでは直視下で脂肪を剥がす作業が向いていることがあります。

 

広頚筋の処理としては、バンドをただ真ん中に寄せるだけの医者もいて、それだと2本のバンドがただ真ん中に寄っただけで、顎下のもたつきの改善が思ったほどできない失敗に終わるので、バンドの縫い上げる方法をジグザグにしている外科医もいます。

 
ちなみにペリカン手術では、首のシワやエラ周りのタルミ感とかは改善しませんので、フルフェイスリフト(ネックリフト)でのアプローチになるので、これがペリカン手術の効果の限界ということになります。
 
つまり、ペリカン手術単独の適応になるパターンは骨切り後のタルミの人がほとんどで、40歳以降の顎下のもたつきは往々にしてフェイスリフト併用の広頚筋下処理が適応になることがほとんどですね。(これはペリカン部位だけがたるんでいる人はと育種なケースを除いていないからです)

 

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