失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口 -25ページ目

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

またしても、人中短縮の壊し屋こと、とあるクリニックの直美の被害者からの医療事故が上がってきています。

内容は、「口角挙上とピーナッツリップ」の手術での医療トラブルですね。

簡単に言うと、失敗です。

 

(注釈)

口角挙上←口角を上げる手術

ピーナッツリップ←下唇中央に凹みを作ってピーナッツの形を作る手術

 

口角挙上とピーナッツリップ手術の施術例

 

このクリニックは医療事故が日常茶飯事で起きていて、色々な失敗体験者が何度も取り上げているのですが、情弱ホイホイで無知な人が行ってしまうということです。医者の経歴を見ても、形成専門医無し東京真ん中上がりの医者ばっかりで、美容外科界隈のプルデンシャル美容外科医と言っても過言ではないクオリティなんですね。

 

特にその現場での手術を半ば強制的に受けさせていて、

・ヒアルロン酸注射の相談に行った所、外科手術でないと無理と言われそのまま当日オペを受けさせられる

・カウンセラーが手術を提案している

・症例写真に失敗例が一切乗っていないので真の被害者が見えてこない

・モニターなのに、写真撮影が無く見事に失敗(ただに割引の釣り針だった)

・一切口外しないことを強要される

 

そして被害者の方は、鈍痛・傾き(左右差)・口がしまらなくなるなどの健康被害が起きています。

 
この事件から学べる病院選びの要点です↓
 

注射で相談に行って当日オペ勧められたら一旦帰る。
カウンセラーがやたら手術を押す所は距離置く。
失敗例を一切出してない症例ページは信用しない。
モニターなのに写真撮らない所は論外。
公表しない同意書を先に出してくる所は危険。
形成外科専門医が執刀しない口元手術は選ばない。
修正ありきで話す医師は最初から避ける。
少しでもおかしいと感じたら別院で診断取る。

医師の経歴(どこで働いていたかを確認)をチェックして悪徳チェーン店上がりであれば却下する 

 

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二重切開法の手術では、全切開イコール電気メスだけ、全切開イコールフェザーメスだけ、という理解は誤り。目的別に道具を切り替えるのが実務的です。 それぞれの役割をまとめてみました。

 

女性タレントの笑顔とネックレス

 

項目 フェザーメス 通常メス 電気メス RFナイフ
主な用途 皮膚切開の初期 皮膚切開全般 止血 皮下剥離 深部処理 止血 皮下剥離 深部処理
切開精度 高い 高い 低い
熱損傷 なし なし 大きい 電気メスより少ない
止血性能 なし なし 高い 高い
傷跡への影響 縫合次第 縫合次第 皮膚切開に使うと不利 皮膚切開に使っても電気メスよりは有利だが差は小さい
全切開での実際 皮膚切開でよく使われる 医師により使用 深部操作でほぼ必須 深部操作の代替として使われることがある
学会的評価 標準 標準 標準的止血手段 一部研究あり 標準ではない
オプション課金 基本なし 基本なし 基本料金内が多い 追加費用として提示されやすい

 

全切開の傷跡を左右する最大要因は皮膚切開のデザインと縫合精度ですが、RFナイフは電気メスの代替として深部操作をマイルドにする道具で、必須ではありません。55000円などとアップセルの道具にしているクリニック限りなくアウトでしょうね。

金額を吊り上げたいだけのように感じます。

 
それぞれを併用することもよくありまして、皮膚の切開線をフェザーメスや通常メスで入れる。ここは精度最優先で熱を使わない。
その後、皮下剥離、眼輪筋の処理、脂肪処理、止血は電気メスやRFナイフを使うなど、形成外科専門医では標準的ですから執刀医選びが重要なポイントになってきます。

 

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なんでJSAPS所属が重要な医師選びのポイントになるのか?

とくに切開を伴う鼻整形では形成外科専門医を最低条件に置く判断は合理的

形成外科専門医が持つ強みは「結果が綺麗」よりも「事故を起こしにくい」「起きた時に立て直せる」。ここが本質です。

 

項目 形成外科専門医の実利
解剖理解 皮膚 脂肪 血管 筋膜 筋肉 骨を立体で把握
縫合 皮膚緊張を読んだ層別縫合
修正 瘢痕 剥離 変形のリカバリ経験
合併症 感染 壊死 血腫への即応
術中判断 途中でやめる 変更する判断力

 

笑顔の女性の顔

 

鼻は血流が繊細で感染が起きやすい、修正難易度が高い。

だから切開系は形成外科研修の有無で安全域が大きく変わります。

 

形成外科研修を経ずに短期間で美容手技のみ習得という医師が在籍する施設は、単純な注入や非侵襲ならまだしも切開 鼻中隔操作 修正が絡むとリスクが跳ね上がります。

 

特に避けたいサインがこちら↓

 

サイン 実務的な意味
形成外科研修歴を曖昧にする 実績不足
修正症例を出さない トラブル未経験
合併症説明が浅い 想定不足
延長を軽く勧める ブレーキ不在

 

当然、形成外科専門医でも鼻を専門にしていない医師も存在するので、最低条件+αが必要です。

 

例えば直美ほど安価なクリニックが多いのですが、100万以下位の安い価格帯ですと、既製品の材料、手術時間を短くする、頭蓋モデルを取らない、CT検査もしない、直美が対応するなどでコストカットすることはできます。しかし安かろう悪かろうです。
 
ビフォーアフターはきれいでも、将来的に沈み込んで崩れてしまったり、鼻曲がり(横から撮っているとわからない)、拘縮が起きて皮膚ががちがちになる、骨膜上に挿入されていてグラグラする、感染を引き起こす、鼻閉状態で呼吸がしづらい等の失敗例が後を絶ちませんからね。
 

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