失敗しないための美容相談ガイド~名医選び相談所・山口

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年齢と共に鼻の土台が沈んでしまうのが骨委縮です。

鼻の付け根から土台が落ちていくので、中顔面が陥没して見えていくのと、法令線も目立ってきます。

こうしたタイプに鼻筋プロテーゼや耳介軟骨移植で鼻整形をしても上手くはいきません。

 

軟骨を粉砕して筋膜で包む方法の自家組織移植で無理やり鼻に高さを出そうとしても、形を作りにくいし予後が悪いので、丸太が入っているかのような太ッとい鼻が出来上がる訳ですね。

 

顔の老化と若返りの比較

 

忘れ鼻を作るためには、鼻を足し算で太く高くするよりも、鼻を小さく細くすることで目立たなくする方が治療選択肢としては効果的なケースがあります。そして土台の落ち込みに関しては、貴族手術で下から持ち上げる。デザイン面では、テンプレートを使った手術が一番、ミスマッチが無いので良いですよ。

 

これは、ほとんどのクリニックがやっていないですが、こだわる美容外科の場合ですと、10枚ほどのテンプレートを作成して鼻の手術を行っています。術後のミスマッチが限りなく減らすことが出来るし、言った言わないのトラブルも防ぐことが出来ますからね。

 

一番クオリティが低いクリニックの特徴は、

・当日オペをやって来る

・簡易検査のみで培養検査していない

・鼻柱下降術(ちんぽこストラット)の症例ばかり

・鼻フル100万円以下

・鼻フルで手術が2-3時間で終わる

・全身麻酔の設備が無い(麻酔科医がいない)

など

これらの該当する医院ならグレー寄りの黒です。

 

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美容整形医師の選び方と後悔しないためのポイント

【顔の脂肪吸引の闇】カリカリ・ペラペラにしますは危険信号。二重請求・深追い吸引・麻酔体制…地雷クリニックの見抜き方

SNSを開けば、術後の劇的なビフォーアフターがいくらでも流れてきますがその裏側で、不透明な料金設定、危険な深さまでの吸引、そして死亡事故という、あまり語られない現実があります。

顔の脂肪周りの治療選択肢

「顔の脂肪を取る」と一口に言っても、悩みの部位によって選ぶべき治療は異なります。

気になる部位 主な治療の選択肢 主なリスク
頬の上のほう メーラーファット除去 取りすぎによる頬のこけ、老けた印象、凹凸
マリオネットライン付近 ジョールファット除去(頬の脂肪吸引に含まれることが多い) 口角を動かす神経の損傷、口元の凹み
首元・顎下 顎下の脂肪吸引、ネックリフト、広頚筋の処理 皮膚のたるみ、神経損傷、首の変形
頬の深い部分 バッカルファット除去 将来のこけ・老け見え、顔の神経や唾液の管の損傷

特にバッカルファットは、スチュージン(Stuzin)らが1990年に『Plastic and Reconstructive Surgery』誌でその解剖と臨床応用をまとめていて、若いうちに取りすぎると、年齢とともに頬がこけて老けて見えるという懸念もあり、慎重な適応判断が求められます。一度取った脂肪は元に戻せないです。

 

顔の脂肪吸引BEFORE/AFTER症例写真

脂肪吸引で実際に起きている事故

2023年、大阪市の美容クリニック(ハー〇ビューティ)で頬の脂肪吸引を受けた当時48歳の男性が、翌日に福岡県内の自宅で死亡しました。死因は、出血によって気道が詰まったことによる窒息です。

 

執刀医は、術後出血による窒息のおそれを予見できたのに適切な措置を指示しなかったとして、業務上過失致死の疑いで書類送検されました。脂肪吸引は、医師の技術と病院の体制によって、結果どころか安全性まで大きく変わる手術です。

 


闇① 「ジョールファット除去」の二重請求

最近よく見かけるのが、「頬の脂肪吸引」と「ジョールファット除去」を別メニューとして両方請求する料金体系です。

解剖学的には、口元の横のジョール(いわゆるブルドッグラインの膨らみ)は独立した脂肪の区画として知られています。

 

2007年に『Plastic and Reconstructive Surgery』誌で報告した顔の脂肪区画の研究以降、顔の脂肪は複数の区画に分かれて存在することが広く知られるようになりました。実際の手術では、頬の下半分の脂肪吸引を行えば、マリオネットライン周辺のジョールの範囲も通常は吸引の対象に含まれます。 同じ部位に同じカニューレを通すだけなのに、別メニューとして加算されているなら、それは実質的な二重請求に近い状態です。

 

見るべきポイント 安心できる説明 注意が必要な説明
吸引範囲 図で範囲を示し、ジョールが含まれるか明言する 「頬とジョールは別物なので両方必要です」とだけ言う
料金 範囲ごとの総額が明確 カウンセリングのたびにオプションが増える
必要性 「あなたはジョールの追加は不要」と言える 全員に同じセットを勧める

「その追加料金で、具体的に何が増えるのですか?」 と聞いて、明確に答えられない院は避けたほうが賢明です。


闇② 「カリカリ・ペラペラにします」の危険性

SNSで目を引くのが、「フェイスラインをカリカリに」「首をペラペラに」といった強い言葉で集客する医師です。こうした仕上がりを狙って、首の皮膚の下にある薄い筋肉「広頚筋(こうけいきん)」のさらに下の層まで吸引を深追いすると、リスクは一気に高まります。

 

深追い吸引で起こりうること 内容
神経の損傷 口角を動かす神経が傷つき、笑ったときに口元が左右非対称になる
出血・血腫 深い層ほど血管が多く、術後の腫れや気道の圧迫につながりうる
唾液腺の露出・損傷 顎下の腺が目立って見える、腫れが長引く
取りすぎによる変形 首の中央がくぼむ、皮膚が筋肉に貼りついたような不自然な見た目になる

 

広頚筋より下の脂肪を扱う手術は、本来ネックリフトなど直視下で行う専門的な手術として位置づけられるものです。首の脂肪吸引の合併症については、口腔顎顔面外科の分野でもまとめられており、神経損傷や輪郭の不整は、吸引の深さや量と密接に関係すると指摘されています。「カリカリ」「ペラペラ」という言葉は、仕上がりのインパクトを約束する一方で、安全マージンを削っているサインである可能性があることを知っておいてください。


闇③ 麻酔体制の軽視

顔の脂肪吸引は、しっかりした病院では全身麻酔が推奨されることが多い手術です。

気道に近い部位を扱い、術中の出血や体動のコントロールが安全性に直結するためです。

だからこそ、最低限確認したいのが麻酔科専門医(または麻酔科医)の管理体制です。

 

確認すること 理由
麻酔を担当するのは誰か 執刀医が麻酔も兼ねる体制は、急変時の対応が遅れやすい
術中のモニター管理 酸素濃度や血圧を専任で見ている人がいるか
術後の緊急時の連絡・搬送体制 夜間の出血や呼吸苦にどう対応するか
遠方の患者への対応 帰宅後に異変があった場合、近隣の医療機関と連携できるか

 

麻酔科医のいない体制で全身麻酔や深い鎮静を行う院は、論外と考えてください。

■ 地雷クリニックを避けるチェックリスト

安心できる医師・院 避けたい医師・院
形成外科専門医で、顔の解剖を説明できる 直美(研修後すぐ美容外科に入った医師)で経歴が見えない
吸引範囲と料金を図と総額で説明する オプションを重ねて料金が膨らむ
取りすぎのリスクや神経損傷を自分から話す 「カリカリ」「ペラペラ」など仕上がりの強さばかり強調
麻酔科医が麻酔を担当する 執刀医が麻酔も兼ねる
術後3〜6か月以上の症例を見せる SNS映えする術直後の写真ばかり
遠方患者の術後フォロー体制を説明できる 「何かあれば近くの病院へ」で終わる
「取らないほうがいい」と言える 全員に同じセットを勧める

 

SNSを毎日のように更新しているのに、長期経過の症例や合併症の説明がほとんど見当たらない医師は要注意です。発信の多さは、技術や安全性の保証にはなりません。


カウンセリングのコツや名医選びのポイント

顔の脂肪吸引で後悔しないために、最後に名医の条件を整理します。

形成外科専門医であることは最低条件ですし、脂肪吸引専門医みたいな直美は避けてください。

 
・糸リフトとのアップセルをしていないか
・顔の脂肪区画と神経の位置を理解し、 どこを取り、どこを残すかを説明できること
・ジョールなどの追加メニューについて、 本当に必要かどうかを正直に判断できること

・広頚筋の下まで深追いせず、安全マージンを守ること

麻酔科医による麻酔管理と、術後の緊急対応体制が整っていること

・術後半年〜1年の長期経過を見せられること

「脂肪吸引は必要ない」と言えること

 

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美容整形医師の選び方と後悔しないためのポイント

鼻孔縁挙上で団子鼻が治るは危険な思い込み

鼻孔縁挙上術は、垂れ下がって鼻の穴にかぶさっている小鼻のふち(鼻孔縁)を、皮膚や組織を少し切除して持ち上げる手術です。

 

「小鼻が重たい」「横顔で鼻の穴が見えない」「もっと忘れ鼻に近づきたい」などの症状で相談される方がいるのですが、実際には団子鼻を治したいという目的で受けると、期待したほど変わらない可能性が高いのです。SNSでよく見かける劇的ビフォーアフターは幻だったりします。

 

鼻孔縁挙上術のビフォーアフター画像

鼻孔縁挙上術が向いている人

向いている方の特徴 期待できる変化
小鼻が厚ぼったくて丸い 小鼻のふちが軽くなり、重たさが減る
鼻を小さく見せたい 横顔の下半分がすっきり見える
忘れ鼻に近づけたい 鼻の存在感が主張しにくくなる
横から見たときに鼻の穴が少し見えるようにしたい 鼻柱が適度にのぞき、横顔にメリハリが出る
小鼻が垂れ下がっていて重い かぶさりが解消され、横顔が軽くなる

 

大前提として、これらは「悩みの原因が本当に鼻孔縁のかぶさりにある場合」に限った話です。


判断の鍵は「ACR(鼻翼と鼻柱の関係)」

鼻孔縁挙上術を語るうえで欠かせないのが、ACR(Alar-Columellar Relationship:鼻翼‐鼻柱関係)という考え方です。理想は鼻柱が小鼻のふちから2〜4mmほど見える状態です。

 

ここで重要なのは、「鼻柱が見えない」という同じ見た目でも、原因が2つに分かれることです。

見た目 原因A 原因B
横から鼻柱が見えない 小鼻が垂れ下がっている 鼻柱が奥に引っ込んでいる
向いている治療 鼻孔縁挙上術 鼻柱を下げる・前に出す処置
間違えた場合 小鼻を上げすぎて鼻の穴が不自然に目立つ

 

つまり、鼻柱が奥まっている人に鼻孔縁挙上術をすると、小鼻だけが不自然に吊り上がるという結果になりかねません。2001年にガイユロン(Guyuron)が報告した小鼻のふちの変形に関する論文でも、小鼻のふちの異常を正しく分類してから治療法を選ぶことの重要性が強調されています。見た目だけで「小鼻を上げましょう」と即答する医師は、この診断のステップをすっとばしている可能性があります。

団子鼻は鼻孔縁挙上術で治るのか

一番誤解されやすいポイントです。

結論から言うと、鼻孔縁挙上術で改善が期待できるのは、団子鼻の原因のうちごく一部です。団子鼻に見える原因には、主に次の4つがあります。

 

団子鼻の原因 主な改善方法の例 鼻孔縁挙上術で改善できるか
鼻尖部(鼻先)が厚ぼったい 鼻尖形成、軟部組織の処理 △ ほぼ期待できない
鼻先が短く、ACRが整っていない 鼻先の延長・位置調整 △ ほぼ期待できない
鼻柱が奥まっている 鼻柱の位置を下げる処置 ✕ むしろ悪化の可能性
鼻孔縁がかぶさっている 鼻孔縁挙上術 ◯ 効果が期待できる

 

日本人を含む東アジア人の鼻は、皮膚が厚く、鼻先の軟骨が小さく柔らかい傾向があることが多くの文献で指摘されています。団子鼻の多くは、この鼻先の構造そのものが原因です。

 

鼻先の問題を放置したまま小鼻のふちだけを上げても、丸い鼻先はそのまま残り、「鼻の穴だけが目立つ団子鼻」になってしまうおそれがあります。

地雷医師を避けるためのチェックリスト

① SNS更新が毎日のように多いのに、症例の中身が薄い医師
発信量が多いこと自体が悪いわけではありませんが、術直後の写真ばかりで長期経過や横顔・下からの写真がない場合は要注意です。

② 直美(研修後すぐ美容外科に入った医師)
鼻は、ACRや軟骨の構造を理解していないと正しい診断ができない分野です。形成外科での研修を経ずに美容外科に入った医師は、鼻の再建や修正の経験が不足している可能性があります。

③ 手術名で集客している院
「鼻孔縁挙上術○万円」と手術名だけを打ち出す広告は、診断より施術を売る姿勢の表れであることがあります。

失敗しない名医選びのポイント

形成外科専門医であることは最低条件です。 そのうえで、

  • 鼻を横・正面・下の3方向から診察し、原因を分けて説明できること
  • 鼻孔縁挙上術の限界と修正の難しさを自分から話せること
  • 術後半年〜1年の長期症例を見せられること
  • 他院修正を含め、鼻の修正手術の経験が豊富であること
  • そして何より、「今この手術は必要ない」と言えること

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美容整形医師の選び方と後悔しないためのポイント