失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口 -2ページ目

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

顎ヒアルロン酸は輪郭整形の一種ですが、顎先が少し出るだけでフェイスラインがシャープになり、逆三角形の小顔に見えやすくなります。ただし、簡単そうに見える施術でもデメリットがあって、SNSでは良い結果だけが目立つので、その点を冷静に整理しておきます。

 

顎ヒアルロン酸施術の女性モデル

 

まず一番現実的な問題は持続です。
 

ヒアルロン酸は体内で吸収される物質なので永久ではありません。多くの場合、6〜18か月ほどで徐々に吸収されると言われています。つまり形を維持したいなら定期的な追加注入が必要になる人が多いです。

 

もう一つは形の問題です。ヒアルロン酸は柔らかい素材なので、入れすぎると横に広がることがあります。最初はシャープだった顎が、時間とともにぼやけて大きく見えるケースもあります。長年追加注入を続けて顎が太く見える人がいるのはこのためです。あまり知られていないのが遅発性炎症です。


これは施術直後ではなく、数か月から数年後に突然腫れるケースです。風邪、発熱、歯科治療、ワクチンなどをきっかけに炎症反応が起きることがあります。

医学論文でもこの現象は報告されています。
 

形成外科や美容外科のレビューでは、ヒアルロン酸フィラーの遅発性炎症は免疫反応や細菌バイオフィルムが関与している可能性が指摘されています。Plastic and Reconstructive SurgeryやAesthetic Surgery Journalなどでも同様の症例報告があります。

 

報告されている顎ヒアルの主な事故をまとめるとこんな感じです↓

 

事故タイプ 内容
血管閉塞 血流障害で皮膚壊死が起きるケース
舌の血流障害 顎注入後に舌の血管トラブルが起きた報告
骨吸収 顎骨が少し溶ける稀な症例
遅発性炎症 数ヶ月〜数年後に腫れる

例えば
顎ヒアル後に血管閉塞が起きて皮膚壊死になった症例が医学

 

徳重篤な危険性としては、ヒアルロン酸が血管に入ると血流障害が起きる可能性があります。顎は鼻ほど危険な部位ではないと言われますが、完全にリスクがゼロという施術ではありません。美容医療の論文でもフィラーによる血管合併症は世界的に報告されています。

 

クリニック選びで気を付ける事

 

美容医療は口コミだけで判断すると危険です。ネットに出ている症例の多くは成功例だからです。実際には修正相談も一定数あります。顎ヒアルは「簡単な施術」ではありますが、「誰がやっても同じ施術」ではありません。

 

顔のバランスを見て量と位置を決められる医師かどうか。ここで結果が大きく変わります。

だからこそ、料金やSNSの症例だけで決めず、経験のある医師を選ぶこと。

これが失敗を避ける一番現実的な方法です。

 

✉メール mail@ba-consulting.org

医師選びの相談フォーム

美容外科でよく見かけるけど、実質は講習受講や短時間トレーニングで付与されるものはかなりあります。代表例を挙げます。 

 

資格名 内容
ジュビダームビスタ認定医 アラガン社ヒアルロン酸の講習修了
ボトックスビスタ認定医 アラガン社ボトックス講習修了
ベイザー脂肪吸引認定医 VASER機器メーカー講習
ミラドライ認定医 ワキ汗治療機器メーカー講習
サーマクール認定医 RF機器メーカー講習
ウルセラ認定医 HIFU機器メーカー講習
ピコレーザー認定医 レーザーメーカー講習
インモード認定医 RF機器メーカー講習
スレッドリフト認定医 糸メーカー講習

 

これらの多くはメーカー講習 数時間〜1日で取得できるものが多いので、通常恥ずかしくてプロフィールにも書かないことが多いのですが、直美となると経歴や保有資格で書くものが無いので、プロフィールに書いている人が多いです。専門医資格ではなくあくまでも1日トレーニング修了証なので、スキューバーダイビングライセンスと同じようなものでしょうね。

 

美容外科医の信頼性、専門医と講習認定医の比較

 

一方で、日本形成外科学会専門医は通常10年以上の研修、症例審査、試験を経て取得します。美容の講習認定とはレベルが違うのは事実です。形成外科は解剖、縫合、再建外科など外科の基礎をかなり深くやるので10年は修行しているということになります。

 

医師選びで一番重要なのは、SNSがキラキラしててフォロワーが多いという事ではなくて、現在その医師が現在どのような研究に当たっているのか。そしてどういったところで何を研修してきたかの部分が重要です。それにより信頼できるかどうかが変わると思いますので。

 

✉メール mail@ba-consulting.org

医師選びの相談フォーム

鼻整形で一番怖いのは形よりも感染です。これ、かなり軽く見られています。
特にMRSA。いわゆる抗生剤が効きにくい耐性菌です。もしこれが手術部位に入ると、最悪は皮膚壊死。鼻の皮膚がダメージを受けて変形するケースもあります。

 

実際、形成外科の論文でも鼻整形後の感染はゼロではありません。
Aesthetic Surgery Journal や American Journal of Rhinology の報告では、鼻整形の感染率はおおよそ0.5〜2%程度とされています。
 

確率だけ見れば低く見えますが、起きた時のダメージが大きい手術です。

そして感染の原因。これがわりとシンプルです。

 

女性の笑顔と鼻整形リスク

 

原因 内容
手術環境 手術室の滅菌や衛生管理
術中管理 手袋交換や消毒
移植材料 軟骨やプロテーゼの汚染
患者側 免疫低下・風邪など

 

形成外科医の中には「術後感染の9割は術中の管理で決まる」と指摘している人もいます。

だから海外整形を考えている人。ここかなり重要です。実は鼻の中にMRSAを持っている人は普通にいます。なので本来は手術前にやることがあります。

 

事前対策 内容
MRSA培養検査 鼻の中の細菌検査
予防抗生剤 手術前後の抗生剤
体調管理 風邪の状態で手術しない
衛生管理 滅菌された手術室

 

耳鼻科でMRSAの培養検査はできます。
結果は数週間かかることもあるので、海外手術なら1〜2か月前には動く必要があります。

そしてここが一番大事な話です。感染って、手術直後だけじゃありません。
数週間後、数か月後にトラブルが出るケースもあります。

 

だからコロコロ勤務先を変える医者
術後フォローをしない医者

これはかなり危ないです。

 

鼻整形って手術だけで終わるものじゃないです。
外科は術前管理、術中管理、術後フォロー。この3つ全部で結果が決まりますし、SNSの症例写真は成功例しか出ません。でも実際のリスク管理は、見えない部分で決まります。

 

最後は長期フォローできる外科医を選ばければ後悔します。これに尽きます。

 

✉メール mail@ba-consulting.org

医師選びの相談フォーム