鼻先の豚鼻を下げたいなら何を選ぶ選択肢があるのか。
ここを間違えると横顔は変わりません。鼻中隔延長とストラット法は似ているようで別物です。どちらも鼻尖を支える手術ですが、構造の作り方と変化量が根本的に違います。
まず前提です。ストラットは支柱の補強。鼻中隔延長は骨組みそのものを延長する手術です。
それぞれを比較してみたいと思います。
| 鼻中隔延長 | ストラット法 | |
|---|---|---|
| 効果の本質 | やぐらを組む | 支柱を入れて部分補強 |
| 変化量 | 大きく変えられる | 大きな変化は難しい |
| 豚鼻改善 | 強く下げられる | 単独では弱い |
| 固定力 | 強い 長期安定性高い | 中等度 |
| 経時変化 | 比較的安定 | わずかに沈み込み得る |
| 難易度 | 高い 設計依存大 | 中等度 |
| 向く症例 | 重度短鼻 強い回転改善 | 軽度短鼻 支持強化 |
鼻中隔延長は回転角を明確にコントロールできます。下げたいなら理論上もっとも強力です。その代わり硬さやデザインの精度が結果を左右します。設計が甘いと不自然さが残ります。
ストラットは主に支持補強です。鼻尖形成と組み合わせて自然なラインを作る目的が中心で、単独で大きく下げる手術ではありません。ただし初期は回転が強く見え、数ヶ月で沈み込みすることがあります。
つまり土台をやぐらを組んでしっかり作りたいなら鼻中隔延長術。
微調整や支持補強ならストラット。この選択を誤ると、思っていた変化と違う結果になります。
から鼻尖への連続性をどう作るか、回転角を何度に設定するか、支持をどの強さで入れるか。
解剖学を理解している外科医かどうかで横顔は決まります。
鼻はデザインだけではなく構造で作る手術です。ここを見極めることが最重要です。



