失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口 -22ページ目

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

目を大きくする整形と言っても、実はアプローチはまったく違います。二重にするのか、横幅を出すのか、黒目の露出を増やすのか、骨格から変えるのか。目的を間違えると、思っていた大きさにはなりません。まずは全体像を整理します。

 

目を大きくする整形手術の症例写真

目を大きくする手術一覧

目的 手術名 作用部位 変化の方向性
二重を作る 埋没法 全切開 部分切開 上眼瞼 縦幅を強調
蒙古襞を解消 目頭切開 Z法 W法 三日月法 内眼角 横幅拡大
横幅を広げる 目尻切開 外眼角 横方向拡大
目を下方向へ拡大 グラマラスライン 下眼瞼下制 下眼瞼 斜め下へ拡大
厚ぼったさ改善 眉下切開 ROOF切除 皮膚 眼窩脂肪 開瞼感向上
黒目の開き改善 眼瞼下垂手術 挙筋腱膜 上方露出増加
骨格要因の改善 頬骨セットバック 顔面骨格 立体的拡大感

 

ここで重要なのは、見た目の大きさは縦 横 立体の掛け算で決まるということです。二重だけでは限界があります。

 

例えば眼瞼下垂。黒目の露出を増やす手術で、単なる二重とは別物です。米国形成外科学会誌や日本形成外科学会誌でも、挙筋前転術により瞳孔露出が有意に増加し、視機能改善と審美的拡大効果が得られると報告されています。これは構造を変える手術です。

 

目頭切開も同様です。内眼角形成はZ形成やW形成で瘢痕緊張を分散させる技術が確立されており、韓国美容外科学会でも瘢痕軽減と横幅拡大効果が報告されています。ただ切るだけではありません。

 

さらに厚ぼったさ。ROOF切除は上眼瞼深部脂肪を減量し、骨格の影を軽減する手術です。形成外科領域では解剖学的理解が不十分なまま操作すると陥凹や凹みを生むと報告されています。つまり繊細な領域です。

 

そして骨格。頬骨セットバックは美容外科というより顎顔面外科領域です。顔面骨の位置を変えるため、適応は限定されますが、埋もれ目の根本改善には理論上有効です。

 

結局何が言いたいか。目を大きくするという言葉は曖昧すぎます。

縦を出すのか
横を広げるのか
下方向に拡張するのか
骨格から変えるのか

ここを整理せずに手術を選ぶと、思っていた変化とズレます。

そして最大のポイントは医師選びです。

 

直美センターパートがダメだと言われる理由は? 

 

直美センターパートはやめとけって、なぜ言われるのか。結論はシンプルで、若いからではなく経験値の問題です。直美は初期研修後すぐ美容外科に入る医師のこと。

 

制度上は何も問題ありません。違法でも何でもないです。ただ、外科としての下積みが少ないまま高単価の自由診療に入るケースがあるのが実情です。

 

不安視される理由は下記の通りです↓

 

よく言われる点 背景 実際のリスク
外科経験が浅い 形成外科や一般外科の修練が短い 合併症対応に差が出る可能性
症例が軽手術中心 二重やヒアル中心 構造系や修正経験が少ない
商業色が強い環境 回転率重視 設計より数優先になる危険
修正症例経験が少ない 初回症例中心 トラブル時の判断力に差

 

SNSで有名、若くてイケメン、カウンセがうまい。そこに流されると危険です。直美センターパートが叩かれる理由は年齢ではなく、経験と設計力の差が結果に直結するから。美容手術は雰囲気ではなく理論で選ぶ。これに尽きます。

 

✉メール mail@ba-consulting.org

医師選びの相談フォーム

鼻先の豚鼻を下げたいなら何を選ぶ選択肢があるのか。

ここを間違えると横顔は変わりません。鼻中隔延長とストラット法は似ているようで別物です。どちらも鼻尖を支える手術ですが、構造の作り方と変化量が根本的に違います。

 

まず前提です。ストラットは支柱の補強。鼻中隔延長は骨組みそのものを延長する手術です。

それぞれを比較してみたいと思います。

 

横顔美人。鼻整形、鼻中隔延長とストラット法

 

  鼻中隔延長 ストラット法
効果の本質 やぐらを組む 支柱を入れて部分補強
変化量 大きく変えられる 大きな変化は難しい
豚鼻改善 強く下げられる 単独では弱い
固定力 強い 長期安定性高い 中等度
経時変化 比較的安定 わずかに沈み込み得る
難易度 高い 設計依存大 中等度
向く症例 重度短鼻 強い回転改善 軽度短鼻 支持強化

 

鼻中隔延長は回転角を明確にコントロールできます。下げたいなら理論上もっとも強力です。その代わり硬さやデザインの精度が結果を左右します。設計が甘いと不自然さが残ります。

 

ストラットは主に支持補強です。鼻尖形成と組み合わせて自然なラインを作る目的が中心で、単独で大きく下げる手術ではありません。ただし初期は回転が強く見え、数ヶ月で沈み込みすることがあります。

 

つまり土台をやぐらを組んでしっかり作りたいなら鼻中隔延長術。

微調整や支持補強ならストラット。この選択を誤ると、思っていた変化と違う結果になります。

 

から鼻尖への連続性をどう作るか、回転角を何度に設定するか、支持をどの強さで入れるか。

解剖学を理解している外科医かどうかで横顔は決まります。

鼻はデザインだけではなく構造で作る手術です。ここを見極めることが最重要です。

 

✉メール mail@ba-consulting.org

医師選びの相談フォーム

鼻先をいじらなくても、穴のフチの位置だけで垢抜けることがある。
ここ、実はかなり繊細なエリア。
下げるのか、上げるのか、それとも骨格から伸ばすのか。
似てるようで全然違う手術がいくつもある。
 

今回は、鼻孔縁下降・鼻孔縁挙上・鼻中隔延長・ストラット法の違いを、シンプルに整理してみました。

 

鼻孔縁下降術と鼻中隔延長術の違い

 

  鼻孔縁下降術 鼻孔縁挙上術 鼻中隔延長 ストラット法
目的 鼻の穴のフチを下げる 鼻の穴のフチを上げる 鼻先を前下方へ延ばす 鼻先の支持力強化
改善 鼻孔露出が多い 鼻孔が隠れすぎ 鼻先が短い・上向き 鼻先が不安定
部位 鼻孔縁の皮膚軟部組織 鼻孔縁の皮膚切除 鼻中隔軟骨 鼻柱内部に軟骨
鼻先高 基本変わらない 基本変わらない 変わる 軽度変わる
鼻長さ 変わらない 変わらない 長くなる ほぼ変わらない
変化方向 縁を下方へ 縁を上方へ 鼻先を前下へ 鼻先を支える
難易度 高い 非常に高い
後戻り 軽度あり 軽度あり 少ない 状況による
傷跡 鼻孔縁周囲 鼻孔縁周囲 鼻柱内切開 鼻柱内
適応例 正面で穴が目立つ 穴が見えにくい 短鼻・アップノーズ 軽度短鼻・支持不足
構造変化 軟部組織中心 軟部組織中心 骨格レベル 軟骨支持

 

より簡潔に言うと
鼻孔縁系は穴のフチの位置調整。
鼻中隔延長は鼻全体の長さを変える骨格手術。
ストラットは支柱を入れて安定させる手術。 

です。

 

医師選びで確認するべきこと

 

論点 理由
形成外科専門医 専門医=最低限の研修と試験を通過している証明。美容のデザイン力や鼻特化技術とは別。専門医でも得意不得意は大きい。
インスタ有名医 フォロワー数はマーケティング指標。技術力の客観的証明ではない。症例の選別・加工・良症例のみ掲載の可能性は常にある。
価格 広告費・立地・ブランド料は価格に反映される。高額=高技術とは限らない。
術者差 同じクリニック内でも医師ごとの差は大きい。鼻は特に設計力依存。

 

✉メール mail@ba-consulting.org

医師選びの相談フォーム