二重埋没法、まず医師選びで8割決まります。
二重埋没法は軽い施術と思われがちですが、実際は診断ミスが一番の失敗原因です。糸の種類や本数より前に、誰が判断して誰が留めるのかが結果を左右します。最低条件は形成外科専門医であることです。これは絶対に外せません。
避けたい医師と病院の特徴
若く直美ルートだけの医師は、眼瞼の解剖経験が少ないことが多いです。埋没法専門医を名乗るケースもありますが、下垂や開瞼力を見ていないままラインだけ作ることがあり、誤診につながります。やたらオプションを勧める、派手な名前の術式を並べる病院も要注意です。症例写真は成功例しか載らないのが普通なので、そこだけ見て判断するのも危険です。
医師選びのチェックポイントを整理します。
| 見るポイント | 良い医師の傾向 | 避けたい傾向 |
|---|---|---|
| 専門資格 | 形成外科専門医 | 美容外科のみ |
| 診断内容 | 眼瞼下垂まで説明 | 二重幅の話だけ |
| 説明 | リスクも含めて話す | メリット強調のみ |
| 術式名 | 一般的な名称 | 独自の造語 |
| 価格 | 相場内 | 30万円超 |
裏留めはなぜ問題になりやすいか
裏留めは結膜側で糸を結ぶ方法です。見た目は表に傷が出にくいですが、眼球に近い位置に糸が来ます。そのため異物感や角膜刺激、炎症が起きることがあります。学会報告でも、トラブル時に抜糸しにくい点が問題として挙げられています。修正が難しい術式は、最初の選択として向いていません。
キラキラネーミングに注意
埋没法専門医、スーパー◯◯法、エタニティ法、シークレット法などは医学用語ではありません。実際には糸の掛け方や固定位置が少し違うだけです。日本形成外科学会や日本美容外科学会でも、結果を左右するのは術式名ではなく適応判断と診断力とされています。名前が派手だから効果が高い、ということはありません。
価格でスクリーニング
埋没法で30万円を超える価格帯は、技術料というよりアップセルが反映されているケースが多いです。高いから安全、安いから危険という単純な話ではありませんが、相場を大きく外れる場合は理由を冷静に確認した方が良いです。
学会論文から学ぶ失敗例
国内外の報告では、埋没法のトラブルとして後戻り、左右差、異物感が一定数あるとされています。特に眼瞼下垂を見落とした症例では、満足度が下がりやすいことが繰り返し指摘されています。つまり、埋没法が悪いのではなく、適応を外すことが問題という結論です。
外科医選びは形成外科専門医であること、眼瞼下垂まで診断できること、派手なネーミングや過剰な価格設定がないこと。この3点を押さえるだけで、埋没法の失敗リスクは大きく下がります。糸の種類より、まず医師を見てください。

