口横のたるみ取りの治療、ネットで口コミされていたものをまとめると以下のようなものになったが、実際にはどうなのか。
・HIFU（深い層）→△
・オリジオ、ボルニューマ（浅い層）→まあまあ
・溶ける糸リフト→効果があるがメンテ必須
・脂肪吸引→効果は絶大だがたるみリスクもある
・インモード→あまり変化なし
・広頚筋ボトックス注射→顎周りの引っ張る筋肉を改善するので試す価値はある
当然、口横のポニョの原因にもよるのですが、主な口横のたるみに見える原因は以下のようなものになります↓
・ 口角筋結節＝モダイオラス
これは筋肉で、生まれつきこの部分が膨らんでいる人もいます。基本的に治療方針は無いですが、皮膚のたるみが目立ってきた場合にはモダイオラスによるふくらみが顕著に目立ってくることがあるので、切開リフトで治療をすることがあります。
・皮膚のたるみ
たるみが原因となって口横のポニョが発生している症例では、フェイスリフトでの治療が方針となり得ます。具体的には糸リフティングや切開リフト、レーザー治療、ヒアルロン酸、脂肪注入といった選択肢があります。
・脂肪の重し
ジョールファットやバッカルファット下部の脂肪が原因で口横のポニョが発生している場合には、年齢と共に輪郭全体が四角く変化していきます。バッカルファット除去と誤診されることが多く、適応が無いのにやると口横のポニョが悪化する失敗例があります。
これらは自己診断ができない部分ですので、必ず形成外科専門医のもとで診断を受けられることを推奨いたします。
