セファロ分析をせずに輪郭の特に口元の骨切り手術を提案している美容外科があるのですが、特に注意した方が良いです。
・抜歯矯正
*歯並びが悪く口元が出ている
・ルフォー+SSRO
*顎の位置が悪い
といった選択肢がある中で、気道の広さや骨格のズレを調べずに手術計画をすると重篤な医療ミスにつながりかねません。誤診につながりやすく、本当に必要な手術を提案されているかわからないといったことにもつながります。
美容外科医の中には、頭蓋額顔面外科の専門資格を持たない美容外科医による杜撰な両顎手術が行われている症例があって、簡単に受けられるといった様な誤解を招いてしまうカウンセリングの説明があったりして手術後に公開する結果になる事例が発生しています。
両顎手術は、咬み合わせに変化を起こすことからも繊細な骨切り手術といえますし、咬合障害・口が閉じない・笑顔がひきつる・感覚がなくなる・たるみが出るなどの後遺症もよく報告されている手術です。
また中顔面短縮の効果も平均的には
★単体でのルフォー→1~2mm前後
★両顎手術(ルフォー+SSRO)→3~4mm前後
5mmとか短縮できる症例は、沢山短縮できた方になりますから、今後手術をされる方は誤解のないように治療計画を立てられることをお勧めします。