コンデンスリッチ豊胸の闇、生着率80%はウソ。リアルは30% | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

脂肪注入豊胸術で、コンデンスリッチやセリューションシステムを使用した症例では、MAXどの程度の注入量を入れることができるのか、何カップアップできるのかといったご質問を受けることが多くあります。

 

実際には、一般論でいえば片側250ccまでと言われていて、それ以上は注入しても定着しないので意味がない、しこりになってしまうといったデメリットが言われています。生着しなかった脂肪がしこりになってしまったりオイルで残ってしまうこともあります。重症な場合には、脂肪壊死を引き起こす原因になって感染、注入した脂肪を取り出さなければならなくなるなんてこともあるので、脂肪豊胸においては注入のMAX量を超えた治療プランはNGとなります。

 

 

脂肪注入法のデザイン設計としては、通常の豊胸術だとでこるでを中心に層状に注入しているのですが、これだとバストの高さがあまり出ません。下乳や外乳のマウイふくらみを出せないので四角いバストの形になってしまう訳です。

 

何回脂肪注入豊胸をやっても綺麗なバストを作れないといった人はそもそも美容外科医の注入デザインや技術が低い可能性が高いです。「合計で600cc入れました!でも全然胸が大きくなりませんでした!」これはただのシコリを作るための手術になっています。

 

これが重要ですが↓

注入量は200ccでも生着するのは100cc

注入量は300ccでも生着するのは100cc

注入量は400ccでも生着するのは100cc

*参考値です

 

脂肪注入量を多くすれば生着量が増えるという訳ではないのです。

メーカーが謳っている様な8割脂肪が生着するといったことは実際にはあり得ないと思います。

実際にはコンデンスリッチ豊胸だと30%位と考えるのが賢明でしょう。200cc入れて60cc位定着するイメージです。つまりおおよそ1カップアップですね。この辺がマックスだったりします。

*これは豊胸専門の美容外科医が臨床研究の結果、レポートをまとめています。