鼻の上の1/3が鼻骨の骨の部分となります。
下の2/3が軟骨の部分になります。
鼻骨骨切り幅寄せが適応となるのは、鼻の上の1/3が鼻骨の骨の部分です。
ワシ鼻・斜め鼻・広い鼻が鼻骨骨切りの簡単な適応の分類となっています。
★クローズド法→広い鼻だけであれば鼻の中から小さな切開で手術できることがあります。
★オープン法→ワシ鼻・斜め鼻のケースでオープン法が手術されるのは複雑な内部処理を行うためです。
*鼻中隔矯正の症例ケースですとしばしば鼻中隔延長術と併用されます
*ハンプ切除は特に正確に削ることができないと凸凹になったりする
鼻筋が太い→細くなるだけでも鼻筋が通った効果を得ることはできるのですが、鼻骨骨切りの手術は鼻を高くすることはできないので、もしも鼻自体をすっと高くしたい症例であれば隆鼻術を併用させることがあります。その際、シリコンプロテーゼ・ゴアテックス・自家組織移植といった素材が選択することができます。ちなみに鼻骨骨切りをすることによって男顔から女顔に変化する効果もありますので、プロテーゼ無しでも検討される方もいらっしゃいます。
鼻骨骨切り幅寄せ、鷲鼻修正のリスクとしては、ノミでコツコツ削ると周辺の骨がひび割れることや感染、ギプス固定が上手くいかないことによる後戻りなどが考えられます。形成外科専門医のもとで正確な診察を受けられることを推奨いたします。
