上まぶたのたるみを全切開で修正するか眉下切開で修正するか | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

目のたるみが気になる人は全切開で修正するか、眉下リフトで修正するかで迷われるかと思います。

 

全切開での上まぶたのたるみ取りが向いている人

・過去に二重整形を経験していて同時に修正したい

・広範囲でROOF切除を行いたい

・二重付近の皮膚がたるんでいる

・アイプチ使用者

となります。

 

 

二重全切開法であれば、5ミリくらいまでの皮膚切除は出来ることが多いです。

それ以上になると、全切開ではなくて眉毛下切開を提案されることが多くなります。

 

これは、眉毛側の皮膚はまつげ側の皮膚よりも分厚いので、二重ラインで皮膚切除をすると皮膚の段差が生まれることになるからです。5ミリ切除で生じる段差ならまあ許容範囲なのですが、それ以上の皮膚切除幅を取ると途端に不自然な印象になります。

 

尚、20代などの若い方が二重デザインの修正目的で眉下切開を希望される場合には、通常の眉毛下切開の5-6ミリの切除幅で行うことが多いです。

 

目頭側のたるみが取りづらいので、目上切開や目頭切開の手術で被さった目頭側の印象を改善することが出来ます。眉下切開専門医とか、全切開専門医とか診断に偏りがあるドクターではなくて、バリエーションが豊富な外科医のもと、慎重に検討されることをお薦めいたします。