ゴルゴライン=ミッドチークグルーヴの整形~ヒアルロン酸注射やPRP注射の失敗例 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

目の下から頬にかけて出てくるゴルゴラインは、老けて見えたり疲れた印象に見えてしまいます。

ゴルゴ13の主人公に描かれている目の下のクマを想像すると分かりやすいのかと思います。

これはミッドチークグルーヴと正式には呼ばれており、俗語がゴルゴラインという用語になります。

 

ゴルゴライン解消の整形において、ダウンタイムが短い方法としてはPRP注射やヒアルロン酸注入があります。くぼんだ部分にヒアルロン酸を注入するだけで短時間の処理でゴルゴラインを消すことができますが、万が一トラブルが起こった時の対処法や副作用・リスクについて知っておく必要があります。

 

ゴルゴラインは加齢とともにできる頬のしわで皮膚の表面に入るしわとは異なりくぼみとして現れてきます。そのためヒアルロン酸を注入して内側から膨らませるのが目立ちにくくするためには効果的です。

 

手軽に短時間で施術が完了するヒアルロン酸注入ですが、比較的硬くてボリュームアップ効果の高いもの使用すれば6ヶ月程度の持続期間が期待できます。ただどの種類のヒアルロン酸も徐々に体内に吸収されてしまうため効果はなくなってしまいますから、維持しようと思うと繰り返し施術を受ける必要があります。
 

 

ヒアルロン酸注入後に起こるトラブルとして、左右差がでたりしこりができる・効果がわかりにくい・溶けなくなる・血流が悪くなるなどがあげられます。


もともと人間の顔には左右差がありますが、ヒアルロン酸を注入した跡にはさらに左右差がでてしまうことがあります。腕の良い医師であれば少ない方にヒアルロン酸を足して対応してくれますが、それをしない医師の場合は左右差が大きくでてしまうことも少なくありません。

 

また基本的にヒアルロン酸は溶けてなくなっていきますが、稀に溶けずに硬くしこりになる場合があり、特に一カ所に大量に注入したり繰り返し施術を行うことでしこりができる可能性が大きくなってしまいますから、注意する必要があります。

 

またゴルゴラインは皮膚が分厚く元に戻ろうとする力も強いため、ヒアルロン酸で膨らませてもなかなか効果を実感できないとう人もいます。そのほかにも非常に稀に注射をするときにヒアルロン酸が血管の中に入ったり血管を圧迫することがあり、皮膚が壊死する可能性もゼロではありません。