脂肪吸引や豊胸手術の医療事故は一部の系列美容外科で起きている | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

脂肪吸引や豊胸手術の医療事故は一部の系列美容外科でたびたび起こっていますね。

ニュースでの報道もあるので、脂肪吸引 医療事故とかで調べると出てきますが、厄介なのは、その執刀医が現在別の医院でシャドードクターとして勤務しているということでしょう。美容整形をファッション感覚でやっている例の系列店です。

 

脂肪吸引の手術では、以下のようなリスクが考えられます↓

・感染

・カニューレが臓器に損傷を与える

・脂肪塞栓症

・カニューレの傷跡が目立つ

・たるみが出る

・皮膚が陥没する

・色素沈着

 

特に実際に起こって問題として挙げられるのは、

・脂肪塞栓

血中に脂肪粒が入って詰まることで呼吸不全などの重篤な症状を引き起こす合併症です。

ベイザー脂肪吸引をうたっている病院で、ベイザー2.0なら安全と言って手術を勧め、術後にトイレで亡くなっていたなんてことも近年ありましたね。引き起こしたのは脂肪吸引専門クリニックです。

 

・臓器損傷

これは10年以上前に起きた事件で、カニューレが臓器を貫通していた事件です。患者様がお亡くなりになり、この執刀医は刑事罰を受けたものの現在シャドードクターとして、別のクリニックで勤務しているとの情報があります。親族の方の心情を思うと許せないですね。腹壁瘢痕ヘルニアや臍ヘルニア=でべそを持っている方ですと危険性が増します。

 

・麻酔管理事故

麻酔の専門医がいないクリニックで手術を行った場合、全身麻酔などでの事故が起こる可能性が爆上がりします。

クリニックのホームページを見て麻酔のドクターがいる病院は配慮されているクリニックだと考えることができます。

 

以上から、技術が低いクリニックでの施術は避けられることをオススメいたします。