目頭切開によって目と目の間の距離が近くなりすぎてしまった失敗や傷跡の失敗によって、目頭切開修正を希望される方が増えてきています。目頭切開の手術は、やっている医師は大いにもかかわらず、その習性までができる外科医が少ないという無責任な美容クリニックが増えていて、大変厄介な状況下にあります。
・傷跡を目立たなくしたい
・目頭狂人を解消したい
・変化がないので再手術したい
・二重幅を変更したいので目頭の形も変えたい
・涙丘の形が気に入らない
などの理由で修正を希望されることが多いです。
これらいかにして修正するのかをまとめていきます。
蒙古襞形成術で目頭切開修正は、主に、逆Z法、VY法、筋皮弁法、YV法、island flap法、shark fin flap法などの術式で行われます。
切り過ぎた蒙古襞を元に戻す修正としては、
・逆Z法→1～2mm程度戻しやすい
・VY法→何mm戻したいといった距離の調整はしやすいが、蒙古襞が平坦で不自然なデザインになるかも
目頭切開でできたリデザイン＋傷跡の修正としては、
・瘢痕切除＋筋皮弁→蒙古襞をさらに解消したい人＋涙湖を出す
・逆Z法→蒙古襞を再建して涙湖を隠す
となります。
Z法でもともと行われている目頭切開の場合修正確率は上がりますが、皮膚自体を切り取られてしまっている様な手術方法で初回の治療が行われていると、修正ができないケースもあります。そうすると泣き寝入りです。
