フェイスリフトと口角挙上術を一緒に行うべきか?切開リフトの失敗例 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

フェイスラインの引き上げ手術、フェイスリフトと口角挙上術を一緒に行うべきか。

 

・マリオネットラインが目立つ

・ジョールファットが目立っている

・ほうれい線

などが切るフェイスリフトを希望されるタイプの方です。しばしば、これと同時に口角が落ち込んでしまっているので、老け感が強まってしまうので口角を引き上げられないかと考えるわけです。

 

 

ただし、口角挙上術と切開リフトは一緒にやらない方が良いと考えられます。

フェイスリフトを行うことで、大胸骨筋が上に引っ張られることで口角を上げることができるからです。

そのため、口角挙上術を一緒に行うとデザインが予測しづらいということが言えます。

 

なので、やるとしても切開リフトの後で口角の手術を行う、例えば唇ヒアルロン酸注入や口角挙上術などです。

人中短縮手術などについてもできる限り慎重に行う方がデザインはしやすいです。

 

唇の形とのバランスを見ながら行う場合には、人中短縮であっても半年後に手術を行うケースが多いでしょう。

 

よくダウンタイムが無いからとか、海外での整形するからという理由でまとめてできる限りの整形を同時に行おうとする患者さんやクリニックがあるのですが危険すぎますし、これだとクオリティの高い手術はできないです。まともなクリニックの場合、そうした無茶な提案はしないと思いますが。