切らない目の下のクマ取り~PRP注射やスネコス再生注射の失敗例やデメリットを考察 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

最近、シワ取りの再生注射と言う名称でスネコスと言った非架橋ヒアルロン酸注入を注入しているクリニックがあります。

水光注射が真皮の浅層、スネコス注射は真皮の線維芽細胞への効果があります。

 
・浅い層(小じわ・毛穴)にはリジュラン、水光注射

・深い層(深いシワ・たるみ)にはスネコス

 

といった使い分けをすることで、肌のハリや目の下のクマを改善することができるものですが、デメリットやリスクもあります。

具体的には、効果がない、結局高くつく、痛みがある、感染、稀に塞栓症、アナフィラキシーショック、何度も施術をしなければ効果が十分でない可能性が結構あること

 

などを指摘しているドクターもいます。塩梅が非常に難しく、この治療になれていない外科医だと失敗する可能性が高いです。

似ている材料に、リデンシティIと言うヒアルロン酸がありました。こちらも非架橋ヒアルロン酸で、次世代とか言われていたのですが。。。

結局日本では、ほとんど症例数も激減した経緯があります。

 

一方で、PRP注射に関しても難易度が高いものが求められる施術で、成長因子を使用した治療はリスクファクターが多いので一体中身が何なのかをよく下調べをするべきと思います。

再生医療のPRP注射がありますが、この治療は使い方を間違えると致命的な失敗が報告されており、例えば
⚠塩化カルシウムを使用することで組織壊死や硬結をきたすことがある
⚠しこりや膨らみすぎ
 の様なデメリット・想定されるリスクが報告されています。

PRP注射で目の下に膨らみやクマはある程度目立たなくなるのですが、それは根本的な皮膚余り(目の下のたるみ)を改善できるわけでは無くて、一時的な足し算の治療法となります。切らない目の下のクマ取りでダウンタイム少なく治療をしたい人向けの施術です。

 

目の下のたるみまである場合には、下眼瞼除皺術・ハムラ法によるリフティングを行うことで根本的には改善します。

これらの外科手術の場合には、顔面の解剖学に精通している医師以外はお勧めできないので、病院選びは十分に注意するのが賢明です。

 

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