クオリティの低い美容外科医の基で雑なシリコンバッグ豊胸手術を受けて、無事施術は成功したが次第に後遺症が出てくる失敗例があります。
トラブルは前もって説明されていた先生の合併症通りとなるのですが、一部の美容外科の中には、リスクを十分に説明しないドクターがいます。
豊胸後は痛みが強く出る
シリコンバッグ豊胸手術のあとは痛みが強く残るということでしたが、実際に刺すような痛みと鈍痛が合わさったような痛みを長く感じ、バッグを入れる位置によっても痛みが違う。平均して2から3日程度で激しい痛みはおさまるということでしたが、それには個人差があり、なかには4日や5日程度までかなりの痛みを感じ続けなければならない人もいる。
痛み止めは通常1週間程度分配布されますが、痛み止めの薬を服用するレベルではない鈍痛を感じる程度の痛みは人によっては1週間後も続く可能性があります。また、術後の多くのトラブルのなかで最も多いのは内出血で、施術をおこなった人の多数が内出血を経験しています。この後遺症も2週間程度でおさまるため、痛みとともに我慢しましょう。
バストがかたくなる
胸が固い状態が続くということもトラブルのひとつとしてよく挙げられています。施術時に入れるバッグの大きさのために皮膚が張っていることが原因で、このような状態が最長で3か月程度続くと思っていた方が良いでしょう。これも個人差がありますが、少なくとも2か月ほどは皮膚が張った感じを我慢する必要はあります。
厄介なトラブルとしてシリコンバッグ豊胸手術時に入れたバッグが固くなってくることがトラブルケースとして挙げられています。バッグの外側の被膜が固くなってくることが原因で、触ると固い感触がし、さらにバッグがずれていってしまうことで胸の形がいびつなものになってしまうというトラブルです。
バストが波打つ
また、入れたシリコンバッグが波打つようなかたちに歪んでしまうこともあるようで、触った感じが固くなっているというよりも微妙に波打っているやわらかいものを触っている感じとなり、これも厄介なトラブルの例となっています。施術をしたあとにこのケースになってしまった場合、ピュアグラフトやコンデンスリッチなどの脂肪注入で元通りの感触に戻すことがあります。重度の場合はもういちどバッグを入れなおす必要があるようです。
その他にも、皮膚の感触が鈍くなるというトラブルもあり、これは施術後に経験をしたトラブルがあります。一部がしびれてしまったような状態がとれなければ、ビタミン剤を処方され改善することも多いです。