目の上のくぼみを修正する方法には、主に三つの種類がありそれぞれにメリットとデメリットがあります。ここでは特にトラブルになりがちな例を見ていきましょう。
もっとも手軽なくぼみ修正の手術は、ヒアルロン酸注射です。くぼみが気になる部分に注射器でヒアルロン酸を流すだけなので、時間もかかりません。ですが、皮膚の薄いところに注射器が入ってしまうと、術後の表面がぼこぼこするというトラブルがおきます。
また、効果の持続時間が短いというデメリットもあります。そのため、結局は施術を何度も受けなくてはならず、費用がかさみます。
次は脂肪注入という方法があります。これは、自分の体から取り出した脂肪を目の上に注入する方法です。自分の脂肪を使うので、アレルギー反応などは出ません。
しかし、この施術で生着する脂肪は10~50パーセントで、効果を感じられない場合も多く、やはり複数回の手術が必要になります。
最後は脂肪移植です。これは、まぶたを切開手術し、そこから脂肪を埋め込んでくぼみを解消します。ですが術後に傷あとが残ってしまうというリスクがあり、もっとも効果的な方法ではありますが、ハイリスクハイリターンという観はいなめません。
上手な医師・クリニックまとめ
目の上のくぼみ修正のトラブルをさけるために重要なのは、アフターケアをしっかりとやってくれる医師を選ぶことです。身近の美容整形をした経験のある人がいたら、術後のケアが丁寧だったか聞いてみるのもいいでしょう。
また、ていねいな施術をしてくれるクリニックの多くは、事前のカウンセリングもしっかりと行います。術前の診断が簡単にすんでしまう医師は、できるだけさけましょう。
まぶたの上のくぼみをとる手術は、注射器を用いることが多いです。その際、腕のいい医師は注射針を血管のないところに向かって射します。そうすれば術後の内出血などのトラブルを避けることが出来るからです。
低価格を売りにしているクリニックなどもさけるべきポイントです。低価格の施術の場合は、採算をとるために数をこなそうとします。そのため事前のカウンセリング、アフターケア、ていねいな施術がおろそかになりがちなのです。
ホームページなどに、医師の経歴や出身校が明記されているもの、アフターケアについてきちんと記述が載せられているクリニックは、信頼度が高いといえるでしょう。
大切なのは自分の体です。低価格だからといって軽い気持ちで受診するのではなく、あくまで高いと技能をもった医師を探すべきです。
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