外の物置き 用心用心❕ | ばぁば は今日もよっこらしょ

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主人が5年も入退院の末、ついに逝ってしまった。親、兄弟などの家族の中では一番の長生き。だから立派だったのかもしれない。
「一人」になったけど「独り」にならずに過ごしていきたいなぁ。

防犯カメラの話が出た時、前の住まいで、被害はなかったけれど泥棒に入られ、気味が悪くてしょうがなかった話を娘にした。

門は、生垣の真ん中にチョットした木戸が有るだけの物だった。家族が増え、仕方なく庭に物置を付けた。もちろん鍵は懸けて使用していた。使用している内に、面倒がって鍵は閉めないことが時々出てきた。

近くの公園にホームレスが増え始めていたころだった。ある朝、自転車と、植木用の肥料を入れていたボックスが物置の前に出ていて、えらく怒られた。「誰?はいい、それより全員鍵を閉める!」ときつく言われた。それから10日くらいして、鍵が壊され、また自転車や、古いベビーカーなどが放り出されていた。石畳の通路に泥だらけの靴跡があり、家の裏のブロック塀をよじ登った跡が残っていた。おまけに、その塀の前にどんと、大きな糞があった。

祖母がいう。「泥棒の仕業。物置の中の何か無くなっているかもしれない。俺には【うん】が付いてるぜと、うんこをする泥棒が居るんだよ」と。

すぐお巡りさんに来てもらって大騒ぎだった。「ホームレスに雨つゆしのげる場所として、前から物置きが狙われていたようだ・・・で、母屋が狙われたら、大変なことになりますよ。門を頑丈にしないと・・・」と言われ、震えあがった。

今の住まいでは、外の物置きはコリゴリして、屋根裏部屋を物置にし、門扉は、電子錠にした。外の物置きは本当に用心用心だ。

防犯カメラの普及はこの事件のかなり後だった。1個で済めば助かるのだけど・・・。