絶望の構図
震災後、アメーバブログ内にもぐるっぽ内にも、まるで専門家のように放射能について語る人が増えました。そこで放射能の恐さを語る時、必ず「放射能を浴びると癌になる」と表現されます。「放射能=癌=死」という絶望の構図です。僕はこのような表現を目にするたび少し胸が痛くなります。「放射能を浴びると癌になるんだよ。癌になってしまったら死んじゃうんだよ」そう言われている気がしてしまいます。きっと震災のショックで精神的にもダメージがあったからなのだと思います。自分でも分かっています…。しかし、放射能汚染がますます深刻な状況になりつつある我が福島県において、今この時も癌と命がけで闘っている人もたくさんいらっしゃるはずです。辛い闘いです。希望を胸に抱いていないと、とても耐えられそうもないほどです。そんな人たちにも「放射能=癌=死」という絶望の構図は届きます。まるで「癌になったら助からない」と言われているように…。「放射能を浴びたら癌になる」一般的にはこう言われており、それは昨今みんな知っています。でも、実は未だ証明はされていないそうです。今や2人に1人が癌になると言われる現代において、それを証明するのは今後も難しいでしょう。ならば、「放射能=癌=死」という表現をせず、「放射能を浴びると身体に深刻な影響がある」というような表現方法には出来ないのでしょうか?でも確かにリスクがある限りは警鐘は鳴らさなくてはなりません。これからの未来を担う子供たちを守らなければなりません!福島県で今癌と闘っている人たちは、これをどのように感じていらっしゃるのでしょう?何とも複雑な想いの僕ですが、せめて希望を失う事なく、挫ける事なく、癌なんかに負けない強い気持ちでいて下さる事を強く強く願うばかりなのです。そして、出来るだけ早く原発が何とかなりますように…