唐組を見に行く。
「泥人魚」東京2日目。
初演の時も見ていますが、
20年くらい前になりますか。
当時出演されていた丸山さんや赤松さんも
お見かけする。
劇団は生き物です。
色々な形に変化します。
いい時もあれば、
そうでない時もある。
変化しなくなると
生物としての劇団は死にます。
当時の唐組は、
めちゃくちゃパワーがありました。
唐さんも現役バリバリで俳優として飛び跳ね、
ベテランの厚み、
中堅の発散するエネルギー、
新人の振り落とされないようにしがみつく力。
初演当時と比較すると
今の唐組はアンバランスです。
舞台上で自由になっている人と、
不自由な人がいて、
間の中堅層が薄い。
しかし、変化し続けているのはすごい。
唐さんが唐組を立ててから
どれほど時間が経っていることか。
状況劇場から考えると？
変化し続けている唐組は
ピチピチで、なんと若々しい劇団なんだ。
唐さんは亡くなりましたが、
唐組はある。
今後どのような活動にされるのか
分かりませんが、
さらなる変化を是非見せてほしい。
そして、楽しみです。
我らがヒーロー稲荷さんが
ヒーローからベテラン枠へいかれ、
エネルギーを発し続けられているのが、
めちゃかっこよかった。