私は歌が上手い人ではない。
しかし、
歌は、相手に話しかけるように歌う
という基礎を聞くと、
俳優なら上手くなくてはならないのでは?
と思ってしまいます。
言葉や感情を届ける
という根本は同じなので。
響きで伝える
歌は息の量がコントロールできなくては、
音程を安定させられません。
多量の息で届けようとすると、
高い音など出せなくなりますし。
(実際、声楽の人でも
高い音の時は吐く息の量は減るとか)
なので、
息の量ではなく
響きで
相手まで届けることが
必要になってきます。
この響きがあれば
相手を見なくても
背中越しに
言葉を伝えられます。
自分ができているかどうか、
顕著にわかるので
俳優の方はぜひ
背中越しに語る
お試しください。
響きの習得に苦労した
我流でやってきたところに、
ボイストレーニングを受けました。
ボイストレーニングを受けた際の
衝撃はまさにこの「響き」を知ったこと。
そして、この響きは、
映像の芝居でとても使いやすい。
息の量でやってますと、
マイクが簡単に振り切れてしまいます。
そして、録音さんが困ります。
スタッフが困る = 次回から呼ばれない
ということになります。
それまで、
吐く息の量で伝える
ということを私はやっていたので
自分の中で響きを昇華するのには
かなりの時間がかかりました。
舞台は響きだけでは物足りない
ただ、生の声を届ける舞台において
響きだけだと物足りない
と思ってます。
舞台は良くも悪くも一回限りの生で、
その瞬間、生きている必要があります。
この場合、
響きだけでなく、
息の量も十分活かせます。
響き、息の量など
多重に攻められれば、
観ている人は
圧倒されるしかない。
だから、舞台であるならば
息の量も使って欲しい。
複数の武器を持つ
普段、息の量を使わない人は
なかなか大変です。
ただ、一個武器を身につけると
他にも応用が効いたり
組み合わせが増えるので、
普段やらない人は
お試しいただきたい。
特に、コントロールしない感情を出す時には
息の量は、きっかけになるので
是非使ってもらいたい。


