言動一致のは、作品を通してやろう | 工房長のぼやき

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チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

言動一致、言動不一致。


言葉と行動。


「どちらが大切か?」

と聞かれたら、

間違いなく、「行動」と答えます。


「行動」したものでしか

体験のような実感するものや

目に見えるものが残せないので。


ただ、「行動」だけでは

報われないな、と思う場面もあります。



「片付けなさい」

「はい、やります」

といって、やらないのは、

行動が伴っていません。


何も言われないのに、

片付けるのは、行動をしていますが

気づかれません。


当たり前で、それが普通ことだからです。








行動は大切だけど、

行動だけでいいのか?


それだけでもないという結論です。



人は言葉を介して理解する生き物で、

言葉で説明しなければ

考えてもらえません。


そのため、「なぜそれをするのか」

「どうしてそうしたのか」の

説明が必要となります。



現代アートは、見ると「へー」と

面白がりますが、

なぜそうなのか? の真意の部分は

自分のようなものには解説がなければ

理解が難しいです。


人には向き、不向きがあります。


話が不向きな人もいますが、

理解してもらうには話すしかなく、

場数があればある程度こなせます。


そのため、現在、言動一致を目指して

鋭意活動中です。



なぜこのようなことを思ったのかというと、

「何のためにスチームパンで

芝居をされているんですか?」

という質問があったからです。



人に活力を与える芝居をすることで、

まわりまわって自分の活力にするためです。


そのためには、受け身で芝居するのではなく

能動的に芝居に関わる俳優さんたちと

芝居を作らなかればなりません。


能動的というのは俳優だけでなく

観客の方々にも求めるもので、

ただ観にくるのではなく、

見てやろうじゃねぇか、

と前のめりになって観にきてもらいたい。


そのためには、面白い作品を

提供していかなければならない。


そのための作品の骨組みを作るのに

没頭中です。



行動したものを、見える形へ。

そして、作品で登場人物が話す言葉で、

なんでこの作品を作るのかを

理解してもらわなければ、

と思っております。