工房長のぼやき

工房長のぼやき

チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

マネージャー型

プレーヤー型

サポーター型

が人のタイプであるらしいです。


マネージャー型

トップの方向性に基づいて

全体を見通し

各人の能力に合わせ

力を発揮させる


プレイヤー型

自分が出す成果にこだわる


サポーター型

共感力が強く、コミュニケーション能力が高い。

皆が気持ちよく働けるように潤滑油になる。


というタイプに分かれるらしいです。


あなたはどのタイプですか?




マネー型は

演出的感覚でしょうか。


プレイヤー型は

プロデューサーが向いているかも知れません。


サポーター型は

スタッフですね、きっと。



ただ、どのポジションもできるのが良いです。



俳優なら


マネージャー型は準主役


プレーヤー型は主役


サポーター型は個性派俳優


になると思います。



俳優も、主役から

歳を重ねて名脇役へと変遷していくので

どんな役でもできるように備えるべきです。


だから、色々な現場では

さまざまな立場に立てるバイプレーヤーが、

もてはやされます。



どうやってタイプを変えるのか?



ひとえに


我の通し方


を変えればいいと思います。



わがままでいた方がいい時、

あえてわがままを通すべき時、

引いて見守る時、

何もしない時。



若い自分は我を通して

その鼻っ柱を折られながらでも

作り上げることで、基礎体力がつきます。


そして、押し引きを覚えて

その場その瞬間に合わせて

我を通したり、引っ込めたり

経験によって変えます。




主宰をやるときは

あえてわがままを通します。


その方が周りが迷わないので。


ブーブー文句を言われようと

気にしません。



他団体にいるときは

わがままでいながら、

最後は引くようにしています。


自分としてその場にいながら、

まわりの歩調に合わせるのが

大切です。


1番嫌なのは

周りに合わせすぎて

振り回されること。



俳優としては、

自分がきちんと軸にいて、

なおかつ、演出の意図を汲んで

演じられるかどうか。


周りに合わせすぎても

我を通しすぎても

作品自体が死んでしまいます。



そのため、

自分がどのタイプかを認識することは

大切です。


ちなみに私は、サポーター型が

1番得意です。


やることを書き出し、スケジュールを考える。


実はスケジュールを立てること自体は

嫌いではないです。


実際にどのようにやるか

ああでもない、こうでもない

と想像しながらやるのが好きです。


嫌いなのは実際にやること。


完成までの過程で、

机上では予期できない

出来事がちょいちょい起こるので

「ああ、もう!」

となりながらやっています。


喉元過ぎればなんとやら。


出来上がってしまうと、

そんなことはどこへやら。


忘却の彼方へいってしまうので

またやろうとしちゃうのです。



さて、書いた台本についてのツッコミが

ちらほらきており、

また修正を重ねております。


大筋ではなく、細かな修正なので

どのように詰めていけるのか。


コツコツと進めております。


リアクションをどうする?


コミュニケーションが大切な時代。

大切なのはアクションではなく、

リアクションです。



リアクションがない人が

なんと多いことか。


大切な情報に対してリアクションは当たり前。

どうでもいいことにリアクションしないのは当たり前。


じゃ、その間は?


グレーゾーでどれだけ反応してますか?



話をわかりやすく伝えるやり方。

何をしたいかを伝えるやり方。


大切なことではありますが

そんなことにとらわれていると

リアクションがない

独りよがりの発信にしかなりません。


技術を磨くのと同時に

相手のことをどれだけ想像できますか?


発信する前に

相手のリアクションを想像してみる。


発信している時でさえ

相手のリアクションに合わせて

今のアクションを変えていく。


リアクション、とても大切なんです。




私自身、日常でのリアクションが

どうだろう?


うまくできているのだろうか。


「なるべく感情の起伏を平にして

平常心でいたい」


と思う派ですが、

大きめのリアクションを取るように

最近は心がけております。



というのも

リアクションが大きい方が

相手が楽しそうだからです。


リアクションが小さいと

何を考えているかよくわからない。


ミステリアスな雰囲気は出ますが

心の距離を取られます。




人の感情の機微を知るのに

一歩引いたミステリアスな雰囲気な人は

とてもかっこいいとは思いますが

こちらからの質問に

固く、取り繕った返答が返ってくるため

豊かなコミュニケーションにはなりません。



それならば、リアクションを大きくして

楽しく、

気軽に

やりとりした方が

お互いが楽しく

言葉以外の情報量も自然に多くなります。



このリアクションについては

「インプロをやると、とてもわりやすいな」

と思います。


どんな場合でも

相手の意見を肯定的するのはやりやすいですが

否定的な時はとてもやりにくい。


これをインプロでは、

否定的なことでさえも

ハードルを下げて

相手に受け入れてもらうための

リアクションが存在し、

コミュニケーションを豊かにしてくれます。




じゃ、インプロの時しか

コミュニケーション

上達はできないのか?



いや、別視点で試せばいいじゃない。


だって、

コミュニケーションの種類は

対話だけではないんだから。




ノンバーバルコミュニケーション、

電話やメール、LINE

さまざまにあります。


今の世の中、

もっともっと

あふれかえってます。


一方的見えるものでも

SNSなら

「いいね」ボタンがあったり

YouTuberが

「コメントください」

とリアクションを欲しがったり。


人と信頼関係を作りたければ

まずはリアクションをしてみてください。


そこを頑張らずに

「私の話を聞いてください」

というのはナンセンスです。


一つ一つ

小さなものの積み重ねなので

日頃見逃しているのものを

見直してみるのはとてもおすすめです。



まずは

「ま、いいだろう」

「え? そんなこと?」

から意識できるように心がけてみてください。


そのためには

今の自分のリアクションを見つめ直してみてください。


世界を見に行く。


友人の俳優、菱木聖仁さんから

「安達さん、世界を見たいなら来ますか?」

と言われて行ってきました

ビッグサイトのツーリングEXPOジャパンへ




ツーリングEXPOジャパンは 

公益社団法人 日本観光振興協会、

一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)、

日本政府観光局(JNTO)

が主催する世界最大級の旅の祭典です。


旅行会社や

各都道府県

世界各国がここぞとばかりに

アピールしておりました。



菱木さんは、忍者として

群馬県の吾妻をアピール!




で、なんでそんなところに?


演劇を作っていく際に

誰に向けて

どう発信していくか

と考えた際に、


「世界に向けても発信したい!」


と考えたのです。



蜷川さんも演劇で世界へ行ってたり

唐さんもパレスチナや韓国に行ってるし

世界規模で考えた方が面白い。



日本映画は世界へ

真田さんも世界へ


日本にいるからと言って

閉鎖的である必要はない。


世界の演劇もNLTで

気軽に見られるようになったし

それなら、日本から発信してもいいじゃないか。


と思うわけです。



実は今回の「桃太郎伝鉄」は

世界へという思いから書きました。



「世界へ向けて」

考えたことありますか?



そんな話をした際に

「世界がどんな感じか触れてみますか?」

と誘われたので

これは渡りに船と行ってまいりました。



面白かったのは

国内であれば

各都道府県が観光にどれほど力を入れられるのか

海外であれば

日本との繋がりがどれくらい強いか

ブースの広さから想像できました。


また各都道府県の推しているのがないかわかり

作品のネタになりそうなものが

ゴロゴロ見つかり、

各国も同様で

プラス各国の人が受付してくれてるので、

日本にいて

あんなに同時に外国人の人に会えるとは。


言語の壁はありますが

まず触れる

これが大切です。


また

サウジアラビアブースで

菱木さんが

「サウジの匂いはこんな感じです」

という体験談なども聞いたりで

非常に面白かった。



一つの作品に集中すると

脇目も振らずに突き進むので

視野を広く持つためにも

こういった機会は

非常に刺激となりました。


世界へ向けて、

見にきた人に

楽しんでもらえるものを作っていこう。


来月には

稽古も開始していくので

やれるだけのことをやるぞ

と気合が入りました。




吾妻ブースで

遊ばせていただきました!

ありがとうございます!

共有することが難しいからどうするか?


見ればわかる

やればわかる


そんなことは多々あります。


しかし、

形になっていないものを

分かる形にするのは

とても難しいです。



わからないものを

わかった気にさせるために

スピーチ力が必要です。


このスピーチ力があれば

営業での成果もあげることができ

その辺に転がっている石だって売れます。



スピーチ力 = ものを作る能力

ではないのです。


しかし、

作ったものを見てもらうためには

このスピーチ力は必要です。



ものを作る能力がある人が

スピーチ力も同時を持つのは稀有です。


こだわりで

頭の中を全て

作品作りに全振りして思考しているので

深掘りはうまいのですが

広範囲に広げるのは不得意な

人が多いです。



そのため

各有名劇団では

作品を作る作り手と

作品を売り込む制作とが

分かれております。


役割が全く違うので。



この制作能力を少しでもつけれればなぁ

と思いながら10年くらい経ちますが

作品作りで手一杯になることが多く、

未だにまだまだです。



この先できるようになるのか

できないままなのか

分かりません。



足を止めればできないまま。

進めれば一歩前進。



どちらかに全振りして

取り掛かるべきなのでしょうが

同時できるはずだ

とも思っております。



それができないなら

できる人を巻き込む。


もしくは


道具に頼る。



さて、どれが最適解でしょうか。



答えは

できることからはじめていくしかありません。


なので、

まずは作品の

ブラッシュアップにつとめております。


おかげで

新作が1番面白い作品です。



本日9/27(金)

12月公演の出演者公募の締め切りとなります。


ちょっと舞台に関わってみたい人から

ガッツリやりたい人まで

お待ちしております。


今回は

舞台演出における仕掛けに

こだわっております。


詳細は下記URLから


お待ちしてます!





いろいろな世界を知る。


昨年は、お世話なった大学の教授が亡くなり

今年は、唐さんが亡くなり、

大学の同級生や先輩や後輩と

会う機会が増えました。


せっかくなので定期的に会うか


と不定期で会う機会を設けてます。



教育人間学科マルチメディア文化課程



という学部学科を卒業しまして、

リベラルアーツを学ぶ場でした。


リベラルアーツ……あらゆる分野を横断的に学ぶこと。


卒業から20年以上経つと

新しく家族を持たれていたり

転職があったり

環境が変化しております。


自分も劇団から個人、

そして主宰をやるようになっていたりするので

当然と言えば当然ですが。


自分の知らない世界では

どんなことが起こっているんだろうか。


全く知らない業種の話を聞いたり

お子様たちの動向を聞いたりするのは

非常に刺激になります。


10年前のばなな企画が始まった頃の子供達と、

また最近の動向は違ったり

おもちゃ業界の販売作戦が

変わらずうまくいっていることを聞いたり。



人の目を通してみる世界は

面白い発見や

知らないことで

感心することばかりです。



作品にもなるかなと興味持った話の一つは

なんでも病名をつけたがる話。


人をラベリングするのと同じで

世の中は

単純化して

わかりやすくしたいんだなぁ、と。


1000人に1人の病気を持つ人が

1000人いる世界


そして、コミュニケーションの問題は

人類の永遠のテーマで

これからも解決されないままだろう

と思ったり。



最近は、個人主義が強くなって、

一つの物事を一致団結してやるのが

難しくなった世界を実感してます。



そのため

それぞれを価値観を一致団結して

一つの作品を作るのではなく

個々人とコミュニケーションを取りながら

作品を作っていかなければなりません。


あえて逆行して作るのも

ありといえばありですが

茨の道です。


今の世を悲観するのではなく

今の世界とどう付き合うか。


知らない世界を知ることで

可能性を探っていきたい

と思っております。


おいしい思いをするためには?


誰もがおいしい思いをしたいです。



できれば、楽に

できれば、リスクなく

できれば、ストレスなく



もし、上記のおいしい思いができるとしたら

どんな状況でしょうか?



それは「漁夫の利」でしょう。



両者が争っている間に、

第三者が骨を折らずに

その利益を掻っ攫う。



あなたは

そんな「漁夫の利」に出会うまで

待てますか?



「待てる」という人は


「来るかわからないチャンスで

自分が取れるかわからない利益を待てる」


ということで

かつ

不確かなものにも関わらず


「利益をとれる」


と確信している幸せ者です。



取れる確率は?


きっと宝くじより低いことでしょう。


でも、夢があるので、気持ちは幸せです。






さて、おいしい思いをするには?



自分が汗水垂らした先にある

……かもしれません。



「努力は必ず報われる」?


バカおっしゃい。

全て報われるならもっと成功者がいますよ。


報われるために、

努力をしてない人がいないだけです。


努力しても

報われない人がたくさんいます。





では、おいしい思いをするには?

その確率を上げるには

どうしたらよいでしょう?



「報われる可能性があることに着手し

それが成功するよう努力を重ね

より完成されたものを提供する」



つまり、

おいしい思いをするには

自分でおいしいかの判断をまずしっかりとし

脇目も振らずに突っ走りながら

巻き込まれた人たちを幸せにしていく

ことです。



この過程を見ずに、

結果を知ってると

「ラッキー」

と思います。



過程を見た上で、

結果を知っていると

「我慢」ができます。



過程を見た上で、

結果がわからないと

距離を置きます。




着手したことがどうなるかなんて

なかなか見通せる人はいないです。


だから、

見通せる人と組んでやりたい。


ぜひ、そうあるべきだ。




では、見通せる人がいなければどうした?


やめるべきです!




しかし、

世のバカは

見通せる人がいなくても

突き進む。


ならばどうする?

とうしたらいいんだ??



自分のやれることを黙々と

やり続けることです。


それしかありません。



例え、それが無駄でも

反面教師として

他のことに役立ちます。



さ、12月に向けて

バカなことをやりますよ!


黙々と

ただ、黙々と


大谷翔平はイチローの上位互換だ。


「上位互換」という言葉には

「下位互換の人は劣っている」

という表現が含まれますが、


じゃ、イチローはすごくないのか?

否、すごいです。


大谷翔平は?

すごいです。


この二つの間の「すごい」の差は?


「すごい」−「すごい」=「すごい」


じゃない?


だって、


∞ − ∞ = ∞


なんだから。




ただ、

「大谷翔平はイチローの上位互換だ。」

と表現することで、

大谷翔平のすごさの実感できました。



イチローは

大学生の頃からちょくちょくみたり

本で読んだり

テレビで見たり

様々な形で見てきました。


心技体が揃った存在。


野球の凄さ

面白さを教えてくれた存在。


マジで神です。



その彼が

すごいという大谷翔平が

どんなものか

ピンとこない。



そこで

イチローに並ぶ、盗塁数

イチローに並ぶ、打点


その上にホームラン数


と聞けば、、、




へ?



とようやく気づくわけです。





ホームランバッターのイメージは


チャンスでしっかり長打を打つ。

必要な時にホームラン1発で決める。

ピッチャーを一撃でやっつける


といったイメージ。



イチローのような人たちは


チャンスのきっかけを作り出す。

チャンスで繋げる。

チャンスで決められる。


といったイメージ。




大谷翔平は

この二つを合体してます。


漫画よりすごい

といわれてますが

これは想像を越えて

想像できない

ということ。



想像を越えているから、凄さがわからない。



一般人が想像しうる範囲を

遥かに凌駕する大谷翔平は

自分がすごいと思う選手と

比べてみるとわかりやすい


と気づきました。




そして、結果だけでなく

結果のためのそれまでの過程、練習を

アスリートがすごいといってます。



あのダルビッシュでさえ言っているのが

まじですごい。




では、そんなすごい人のどこを見習うべきか。


すごいすごい言ってないで

考えて、実行しないと。


憧れや尊敬はすればいい。

見て楽しむのもいい。


でも、自分の実人生は

自分で切り開いていかなければなりません。


それが見ている側には大切です。

インプロと演劇。


保育園公演を主にする

ばなな企画のワークショップは

2024年、毎月行われております。




その中で

シャラフの のりとさんによりインプロでは

毎回、自分の日頃のコミュニケーションについて

発見をし、反省をしております。




インプロは即興劇で

「劇」と名はつきますが、

演劇とは趣を異にします。


インプロの父、キース・ジョンソン

インプロの母、スポーリン

どちらも本は持っており、

目は通しましたが

深く読めてはおりません。


 ※かなり難しい


なので、体感している感覚での話をします。




インプロは、

インスタントラーメン


演劇は、

本格派のラーメン


という印象です。



誤解がないように先に言っておくと

どちらも美味しいラーメンで、


「本格派ラーメンが良いもので、

インスタントラーメンは劣る」


なんてことは一切思っておりません。



性質として


インプロはどこでも手軽に楽しめ、

見るのも気軽に

老若男女、

金持ちから貧乏人まで

どんな世代、

どんな階級の人にでも

楽しめるものです。


はっきりいって、

演劇よりも

はるかに広い世界の人々が

楽しめるものです。


演劇は時間がかかり

公演回数にも限りがあり

局所的です。



この二つ、

表現方法がかなり違います。



表現のために

インプロはたくさんの挑戦と失敗を繰り返し、

テクニカル的なことは

直感的に扱えるようになる必要があります。


インスタントラーメンの開発が

どれだけの失敗の末作り出されているか。


食べている人がどれだけ

それを感じていないことか。



演劇は

決められたセリフがあり

型があったり、メソッドがあったり

一つのことを煮詰めていくやり方。


本格派ラーメンでは

食材が決まっており

細かなアクを取ったり

時間をかけて、じっくり仕上げていきます。



また

俳優のあり方が違います。



インプロでは

俳優の心が丸裸になります。


日頃の思考や

コミュニケーションのやり方といった

その人自身がモロに出ます。


見ている人に

自分の全てを曝け出す

裸の心を見せられる自分の勇気と

空間を必要とします。



演劇では


登場人物の天国と地獄を味わうため

心の強さ

乱高下する心のストレスに耐えうるだけの

キャパシティが必要とされます。


また深く考えた上で

登場人物に共感し、

その感覚を持って演じる技術も必要となります。




どちらも「劇」という分野でありながら

性質が異なります。






本日のインプロで

話が展開しないことが何度か起きました。


この原因はついて

考えられるものがいくつかあります。



「yes and」の考えで

相手を受け入れて発することが

うまくできていなかった。


人に合わせて演じようと

新しいアイディア待ちになり

シーンが停滞した。


自分が受け入れ難いアイディアに対して

断らずに、ストレスを抱えたまま進めたため

窮屈になった



では

こうならないための

よきアイディアとはなんだ?



それは

「シーンに参加している人たちを刺激するもの」

です。



そして、それは


「アイディアの種」


であるべきだ、ということがわかりました。




シーン全体のアイディア

「温泉に入って、猿と一緒に酒を酌み交わす」

だと

次に起こる事象が決まってしまい

決められた芝居をすることになり

作業をこなすだけになります。


こなすだけの作業は

先行きがわかっており

新しい発見もないので

刺激されることなく、

また面白くない。



「温泉に猿がいる」

であれば

様々なアクションが想像できます。



他人のコミュニケーションで

ほとんどの人は

自分の意見が否定されてしまうと

他人からの意見を聞く気がなくなります。


反発心から

いくら正しかろうが

受け入れることをしない

ことも多々あります。



どのようにすればいいかの「指示」ではなく

どのようにすればいいかの「提案」で

様々な可能性が考えられる

「種」であった方が良い。



というのが今日の結論です。



もちろん、仕事であれば

様々なシチュエーションに合わせて

指示であるべき時はあります。


しかし、

殊に、コミュニケーションにおいては

意見や感想よりも

相手を刺激できる「種」であった方が良いです。


またその「種」については

相手が面白がることも大切だが

言った本人も楽しめるのも大切です。


さ、それを生かして

明日からも頑張ろうっと



続けることの難しさ。


大谷翔平選手が50-50を達成して、

あれよあれよという間に

55-55

60-60

いけるんじゃないか!? と

にわかファンなので思ってます。


日々の努力の末に

結果を出せる凄さ。


本当にすごい。

感心しかないです。




世間は結果で判断するので


結果を出せずに埋もれている人

結果を出せずに辞めた人


は一切見てません。

興味もありません。



そのため、そんな人に気づくことがあれば

社会の落伍者と見るでしょう。





結果は

挑戦と失敗の積み重ねの上で

その中から

一つ二つ出せれば成功です。


千ミツの世界ですから。


オーディションを

何十、何百個落ちても

腐らず続けられるか。


そして

オーディションに受かった後に

その作品で

結果を出せるか



結果を残すには、日々の訓練を

どれだけできているかが重要です。



「安穏と過ごしていないか?」



自分で絶えずチェックです。





オーディションは受かることがまず狭き門です。


小さな役すら

何十分の1から選ばれなければなりません。


そのため、受かるのが目標になってませんか?




受かった後のチャンスで

結果を残せるかどうか。

ここが重要です。



結果を見据えながら

オーディションにチャレンジできているか。





本番で

ありきたりな芝居ではなく

人が認める演技ができるか。




非常に難しい!




当たり前ことですが

どれだけの人がわかっているか。


受かっただけで喜び

そこから気合い入れてやっても間に合わない。


日々訓練をしていても

本番でそれが役立つとは限らない。


もがくしかありません。




「すごい成功」は

「なし得ることが難しいこと」

をやり遂げた時

に初めて言われます。


つまり

うまくいかないのが当たり前の中で

うまくいかせるだけの力があるかどうか。


その確率を

日々上げる、

もしくは、維持することができるだけの

訓練をしているか。




どんな人でも

仕事や趣味で

続けていくことは難しい。


腐らずに続けられるのか。


邪魔が入っても

休憩が入っても

続けられるかどうか。





数々のうまい俳優が、

魅力的な俳優が、

やめて

違う世界に行きました。




残った人は……



その世界にしがみつきたいだけなのか。


やりたいことがあるのか。


やめられないだけなのか。


使命を帯びているのか。




人それぞれです。


辞めるのも勇気。

続けるのも勇気。


どちらも尊重します。




でも、ひとつ思っているのは、

続けることが大変なことを

世間には心の隅に置いておいてほしい

ということ。



やっていることが簡単でも

毎日欠かすことなくやる。

毎週やる。

毎月やる。


5分でも10分でも

時間を作ってやる。


やること自体は簡単なことでも

やり続けることが難しいんです。



もし、やり続けていることがあるなら

それは誇っていいことです。


それは、たとえ無駄なことでも

自分を形成している

一部に違いないのですから。


休みたくても休まず

サボりたくてもサボらず

やり続けていること


それが自分です。



続けていることを

ネガティブに捉えるならば

自分自身もネガティブに捉えることと

変わりません。



他人が認めなくても

自分が自分を認めることの大切な点が

ここにあります。



心を病む人の中で

自分が自分を認めないために

病んでいるなら

もっと自分に優しくね。


と思い、ここに綴ります。