ハードルを下げると挑戦ができる | 工房長のぼやき

工房長のぼやき

チームスチームパンの工房長、安達俊信の日々是之。
思いついたことをカタカタ書いています。

ハードルを下げてやってみる。


やりたいことはたくさんありますが

自分のイメージしたものを

そのままやろうと思うと

技術的にハードルが非常に高く

おそらくできないでしょう。



ハリウッドやシルク・ドゥ・ソレイユなど、

お金や時間を大量にかけて作ったものを

簡単に目にするようになったため

やったことないと

一見、簡単そうに思えます。



ハリウッドやシルク・ドゥ・ソレイユと

同じものを目指すと

挫折しかありません。



これに対抗する手段は?



アイディアで勝負です。


アイディアは

どんな簡素なものでも

一見の価値があります。


そのアイディアを捻り出すのが

非常に大変ですが

気づかないだけで

意外に簡単なことであったりします。



まずは、なるべくハードルを下げて

試してみることが必要です。


そのハードルを下げるために

自分の感情コントロールが

僕の場合は必要です。



毎回、

「とりあえずやってみれば?」

と気軽にやるように

自分に言っております。



それで、二の足を踏むときは、

「失敗すればいいじゃない。

一個でもうまくいけば儲け物だ」

と考えるようにしています。



どうしても、

不安いっぱいで動けなくなる時は

「お前はダメなやつなんだから

誰も期待してないから気にするな」

と言うと開き直ってやるようになります。


決して、

「自分はできるやつだからやるぜ」

などと言い聞かせてはなりません。


無理にあげようとすれば

自己過大評価が高いだけの

自惚れ屋さんになってしまい

努力をしなくなります。


「今の自分でいいんだ」

と問題や不安から

目を逸らすようになり、

その結果は決まったことになります。



ナルシストでも努力できるのならいいですが、

私の場合は、楽をしたいので

サボりが助長されるだけなので、

言い聞かせることはせず、

ハードルを下げるとともに

自己評価をトコトンまで下げます。



ということで、

今年の冬の公演に向けて

チームスチームパンの動画配信も

再びはじめてみよう、

と思うに至ってます。