58:趣味を行う病人ですが、なにか? | 甲状腺未分化がん闘病記

甲状腺未分化がん闘病記

甲状腺乳頭がんから未分化がんに転化り患した、超特急がんサバイバーのリアルながん情報を生存中に書き残します。

こんにちは。

いつもいいねくださりありがとうございます。

 

今日は公民館で開催される成人学校の講座に参加申し込みをしてきました。

ここ数年すっかり忘れていたけど、先日ふと「そんなことやってたっけな~」と思い出して、油絵のカバンを引っ張り出して、足りない絵の具と筆とキャンバスも買ってきました。

 

 

振り返ると、忙しく過ごしすぎていたな~と思えます。

何年も通っていた洋画教室ですが、仕事の掛け持ちで体が空かなくなって、そこからどんどん仕事を増やしてしまって行けなくなって。。。

そうして好きなことさえ忘れてしまっていたのね。

 

もし今年が人生最後の年となるなら、やっぱり体が動かせるうちに好きなことをやっておきたいじゃないですか。

そうやって過ごせたなら、我が儘させてもらってありがとう って感謝で終えられるかなって。

そして、そんな意欲が出てきた ってことが嬉しいし、ちょっと迷ったけど申し込みしたのだからと鼓舞することも必要ですしね。

動くと息切れなんかのしんどさはありますが、描いている間は歩くわけではないので、リハビリと思って休憩しながらやろうと思っています。

 

病気、病気って、そこだけになっちゃうのはいずれ否応なしにやってくるのだから、今は楽しませていただいて、甲状腺未分化がんの私にそんな余裕があることがもう奇跡的なのですから。

分子標的薬の効果がどれほどで、この状態がいつまで続くか、それを記録として残したいと思っています。

 

 

 

ところで、「癌になったら人生のリセットだ」と言われました。

え?リセットなの? 続いてないの? と思ったのですが、皆さまどう思われますか?

どういう意味で受け取ればいいのか分からず、頭から離れない言葉です。

定年退職して間もなくに手術をして様子見の5年を待っている方なので、しがらみから解放されたような意味なのかな? とも思ったのですが・・・。

これを昇華せずに死ねないww

 

 

 

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残された時間に限りはあるけれど、私の体験が少しでも後につながり、役立つように。

そして、様々ながんサバイバーのみなさまの一日一日が少しでも幸せでありますように。

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令和6年4月2日  ★b-raugh-yousei★