3月31日 2月24日 1月19日(いずれも回復中)
退院一週間あとに出てきた赤みで、一時期は中心が水泡のようになり、「ここから壊死して穴が開くのかな?」と怖くなりました。(一番ひどかったころの写真はありませんが、まるで気管切開の跡みたいになっていました)
なかなか回復しないので、癌の転移では? と医師も疑っていましたが、未分化の転移にしては表面に腫れが出てこないので首をかしげていました。
この赤みを皮膚科で診ていただいたら、「内出血かなぁ?」とも言われましたが、まだ退院後間もなかったので、「体が他に治すところを優先しているから、まだその順番がきていないだけ」といった旨のやさしい説明でした。
内出血だとして、親知らずを抜歯したあとの内出血が同じこの場所に出現する写真がネットで検索すると複数出てきます。
血液検査では出血に関する数値がまだ異常なので、腫瘍縮小に伴う出血がここに出ているのかも? とも考えますが、どうしてここに血液が溜まるのでしょう?
肉や細胞として検索してみると、おもしろい研究発表をみつけました。
東京大学大学院薬学系研究科 による「自己の不要な細胞との戦い -壊死した細胞が引き起こす全身での炎症い反応とエネルギー消費の異常-」 平成26年4月18日
私は文系なので科学的なことはよくわかりませんが、ショウジョウバエによるネクローシス(壊死)の実験結果ですって。
読んでみて、なんか、こういう感じ~('ω') です。
ヒトの体で起こっている現象のエビデンスを探っているんですね。
見えない敵がちょっと見えた実験報告だと思って面白く読みましたが、こういうのをやっている方々、凄いです!
文系の患者的には、そもそもここは甲状腺があった位置に近いから、摘出時にもろもろから剥がした際の影響かな? という感じ。
皮下脂肪は周辺と比べてほとんど無くて、触れると皮膚が薄いような痛みがあります。
唾を飲み込むと、癒着があるようなひきつれが出ますが、分子標的薬服用後の体内ではヌメ~メロメロメロ…ヌメ~メロメロメロ…と何かが剥がれる感覚を何度も味わいました。
なので、医師に「こそげ取ったの?」と訊いたの、お分かりいただけるでしょうか?ww
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残された時間に限りはあるけれど、私の体験が少しでも後につながり、役立つように。
そして、様々ながんサバイバーのみなさまの一日一日が少しでも幸せでありますように。
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令和6年3月31日 ★b-raugh-yousei★