姫路の整理収納アドバイザー ・ 整理収納教育士、よしなかなおこです。
昨年あたりからよく耳にするようになった
イブル
最初は何のことか分からなかったのですが
韓国のキルティング(キルト生地)
のことだったんですね。
이불(イブル)とは韓国語で「布団」のこと。
正しく発音すると「ブ」の後の「ル」は舌先を上あごにチョイと付ける程度(PENCILの“L”の感じ)です。
韓国の家では昔からオンドル(床暖房)が使われているので、床だけでなく部屋全体が暖かい。
そのため、布団は年間通して薄手のキルティング素材の物がよく使われているんですって。
そんな韓国の布団と同じ生地なので、キルティングやキルティング素材のアイテムを「イブル」と言うようになったみたいですね。
キルティングの正しい名称は
누비(ヌビ)
なので、韓国に行ってハンドメイド用のキルト生地やキルティング素材のバッグなどを買おうとして
イブル サゴシポヨ(買いたいです)
と言ってしまうと、布団屋さんに案内されてしまうかも。
一般的なキルティングは縫い方の模様が菱形になっている物がほとんどですよね。
韓国の「ヌビ」は縫い方の模様が
ストライプ
クラウド(雲)
ヘリボーン
など、いろいろあってお洒落
白・アイボリーを基調とした韓国インテリアやくすみカラーが流行り始めた頃から一気に人気に火がついたようですね。
イブル(ヌビ)は
赤ちゃんのお昼寝用敷きパッド
お子さんやペットのプレイマット
リビングのラグ
として使われることが多いようですが、最近ではバッグやポーチなどのファッションアイテムにも用いられていて、韓国や日本で流行っているのだそう。
どんな物なのか実際に見てみたくて、韓国直輸入のファッション小物や雑貨を取り扱うオンラインショップのオーナーさんからサイズ違いのポーチを2つお借りしました。
大きいほうはグレーもあり。
小さいほうはブラックのみ。
縫い方が細かいので、私たちがよく知るキルティングとは触感がずいぶん違う印象です。
サラッとしていて肌触りが良く、
フカフカして柔らかい
……表現ヘタすぎ。
ちなみに食レポもヘタな人。
厚みがあるのでモバイルバッテリーやポケットWi-Fi、AirPodsなどを入れるのに良さそうです。
私なら外出用のコスメポーチとして使うかな?
化粧直しはあまりしないのでこれくらいのサイズで十分♪
大きいほうは余裕あり。
コンパクトとリップだけなら小さいほうがジャストサイズ。
携行品ミニマリストさんならこちらで十分でしょうね。
小さいほうはカードサイズ。
カード&小銭入れとしても良さそうです。
ナイロンの裏地付きで、洗濯もOKなのがありがたい。
大きいほうを買ってコスメポーチにしようかな……。
ただ、イブル(ヌビ)は厚みがあるので、コンパクトさでは圧倒的に帆布のほうが上。
なので、私なら
カード
小銭
常備薬
コンタクトレンズの予備
帆布のポーチ
コスメ類
モバイル系アイテム
イブル(ヌビ)のポーチ
というように使い分けますね。
AStoreさんではイブル(ヌビ)アイテムはタブレットポーチやペンケースも取り扱っていらっしゃいます。
自分へのご褒美や家族へのクリスマスプレゼントにお薦めです。