兵庫県姫路市の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
一昨日の地震の後、3年前に書いたこちらの過去記事に多くのアクセスがありました。
耐震ラッチ 解除
耐震ラッチ 開け方
耐震ロック 解除の方法
地震 食器棚 開かない
地震 食器棚 開ける方法
そういった検索ワードで解除方法を調べられたのでしょうか……?
その後、無事に開けることはできましたか?
過去記事がどなたかのお役に立っていたら幸いです。
過去記事では耐震ラッチ(耐震ロック)が揺れを感知して働く仕組みと解除する方法をロックがかかった状態からご紹介したのですが
耐震ラッチの仕組みや解除方法はメーカーごと、商品ごとに異なります。
耐震ラッチの解除方法は商品の取扱説明書やメーカーのホームページに載っているので、今回地震の影響を受けなかった方もいざというとき慌てないように調べておくことをお勧めします。
最近、
商品名や製品番号でネット検索すればメーカーのホームページで取扱説明書を見ることができる
ということを理由に取扱説明書を処分する方も多いようです。
わが家の場合は私も夫もアナログ派なので取扱説明書は残していますけどね。
こちらはわが家の「取説コーナー」。
リビング収納の最下段を丸々使ってしまっていますが、とても便利なので収納方法を変える予定は今のところありません。
右の大きなファイルは家の引き渡し時に頂いた住宅関連の取扱説明書。
カップボードの耐震ロックの解除方法はシステムキッチンの取説に載っていますよ。
左のファイルケースは家電製品や家具などの取扱説明書。
数が多すぎて持て余していた頂き物のクリアファイルを有効活用した「ローコスト収納」なんです♪
探しやすい
持ち出しやすい
入れ替えしやすい
エコ&節約
見た目はウルサイですが、そんな理由でとても気に入っています。
今回のような災害が発生したとき、
停電でパソコンが使えない
スマホのバッテリーを温存するために長時間使えない
また、
ネット回線のパンク
Wi-Fiルーターの故障
ポケットWi-Fiの充電切れ
などの通信障害でインターネットが使えない
そういったことも起こりうるので
紙媒体の取扱説明書も大切
だと思います。
なので私は整理収納セミナーで取扱説明書の全捨ては推奨していません。
省スペース化を図る目的で取扱説明書を処分するのであれば
◆災害時や緊急時のトラブル対処法
◆メーカーの連絡先
など、重要なページだけ切り取ってファイリングしておくことをお勧めします。
昨日のこちらの記事にも書いたのですが、世の中がどんなに発展しても昔ながらの手段・方法が便利な場合もあります。
何でもどんな時でもインターネットに頼るというのは少々危険なのでは……?
そんな気がするのです。