おはようございます。
姫路の整理収納アドバイザー・整理収納教育士、よしなかなおこです。
先日、整理収納講座をさせていただいた「たつの市立中央公民館」。
この界隈は醤油蔵や白壁の続く路地などが今でも残る旧城下町です。
講座を終えた後、公民館でいただいた観光マップを手に散策を楽しみました。
以前から骨董品に興味があるのですが、古物店には
「どれも高級品で手の届かない品ばかり」
「何となく入りづらい」
というイメージがあって、外から眺める程度でお店の中に入ることはめったにありません。
この時ものれんの隙間からチラッと覗くだけのつもりだったのですが……
「まー どうぞ中に入って見ていってくださいよー」
と、店主さんから声をかけられました。 
あら、見られていましたかー。
買うつもりはないのに申し訳ないなぁ…… と思いつつ、中に入らせていただいたのですが、そこは
お宝の山 
許可をいただいて撮らせていただきました
珍しい形のランプや茶器など興味をそそる品物が所狭しと置かれていました。
店主さんがとてもフレンドリーな方で、品物の説明や買い付けに行くときのお話などを色々と聞かせてくださってとても楽しかったです。 
その中でこのエピソードがとても面白かったんです。
私がこの商売を始めたばかりの頃は、まだなんにも分かっていなくてね。
仕入れてきた骨董品のホコリを払い落として綺麗に磨き上げたら、お店に来たお客さんに怒られましてね。
こういうのを好む人にとっては、
ホコリも芸術の一部で価値あるモノ
なんですよね。
「汚れやホコリもお宝のうち」という発想は、綺麗好きの人には理解しがたいでしょうね（笑）
「身の回りの物はいつもキレイに磨き上げるべき」
整理収納を学んで以来、そうするのが当たり前だと思っていたところに衝撃的（笑撃的？）なエピソード。
世の中、どんなことにも例外ってあるんですね。 
古物「クロダ」さん。
また絶対に行きたいお店です。 
それで、ですね。
買っちゃんたんですよ。
しかも２つも。
「船舶ランプに興味があるんですよ♪」
と言ったら、真っ先にお勧めしてくださったのがコレ。
実はお店に入ったときにすぐに目に入って気になっていた物。
曲線のデザインと色が美しい
思っていた以上にリーズナブル
こちらは、棚のいちばん奥で他の物に埋もれるように置かれていた銀のポット。
フタのつまみだけがチラリと見えていました。
「アレは何ですか？」と尋ねたら、奥から出して持たせてくださったのですが、形や装飾がとても美しく、ずっしりとした重厚感。
とても気に入ったのですが、
ちょっと予算オーバー
「今度来たときのお楽しみにします」
と言って今回は見送るつもりでした。
が、店主さんのお話が「深イイ話」に思えて買うことにしたのです。
あなたはこの品物のフタだけしか見えていなかった。
なのに惹きつけられるかのようにそれが気になった。
手に取って「すごく良い」と言った。
それはきっとあなただけでなく他の人もそうだから。
それを聞いて、
「この運命の出逢いを逃してはいけない！」
そんな気がしたのです。
単に店主さんの巧みな話術に乗せられただけなのかもしれませんけどね （笑）
２つで8,000円にサービスしていただきました。
「ホコリもお宝のうち」とは分かっているものの、やっぱり気になってウエスで軽く拭いてしまいました（笑）
骨董品愛好家から見れば邪道な行為ですが。。。 
夫には何も言わず、お気に入りの棚にしれ～っと飾ってみました。
気付いてるのか気付いていないのか……？
何も言ってきません。
時々眺めてはニヤニヤ♪ 
もはや「変態」の域です。。。
お土産で買ってきた揖保乃糸の中華麺を冷やし中華で食べてみました。
コシのある滑らかなストレート麺で美味しかったですよ♪
これはリピ買い決定です 
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