上司に好かれすぎる。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

アビに話をして、ほっとしたのか。仕事でちょっとやらかした。部下ではないけれど、「Sangoに意見を聞きたい」と言われていたのだけれど、ミーティングがあるのを忘れて、すっぽかしてしまった・・・。慌てて、謝って、来週に設定しなおしたけれど・・・。久々に、やらかしたわ・・・。

 

 

 

所で。アビにも話した事。

 

 

私: 私が上司とうまくやれているか、いないか・・・で言えば・・・。上手くはやれているのだと思う。アビも知ってると思うけれど。リズは「I love working with Sango. I don't know how to live without you (Sangoと働くのがすごく好きだわ。あなたナシでは、もうやっていけないぐらい)」って言ってる。でも、私の方が無理・・・。

 

 

この謎・・・。半分は解けている。リズの特徴から、そうなっているのである。そもそも、私と2回しか話してないし、2週間目で、アビに「I love working with Sango!」と言ったらしい。その時点で、本当に距離感おかしい。新人の試用期間は3か月。つまり、普通、2-3か月は様子見をして、3か月たったところで決まる。どんなにスゴイ才能の人だったとしても、2回しか話をしていない時点で、2週間目で「Love」と言わせるまでに気に入られる事なんて、ないと思う。

 

私やアビみたいに懐疑的な性格だと、数か月かかる。アビには「アビは、私を信用するのに半年かかったよね?」と言ったけれど。いや、半年どころではない・・・。9カ月ほどかかったと覚えている。その間に、慎重に、ゆっくり、私の言動・行動を観察されたんだなーと思う。それを考えると、リズの距離感は、ちょっと異常な感じがする・・・。

 

 

しかも、私はこの時点で、「あー。もう、わかったかも。リズは、こういうタイプかも。半年が限度かもしれない」と予測していた。

 

 

でも・・・何とか、このこじれた上司・部下の関係性を回避する方法、あるいは、遅らせる方法はなかったんだろうか・・・。これが、もう半分の謎なのである。

 

私は、今まで、上司に意味なく嫌われた事はほぼない。一度だけあったけれど、あれは明らかに、その上司の派閥に入るのを拒んだので、理由ははっきりしている。上司との関係性で言えば、私が「ああ。嫌だ!もう、嫌だ!」と逃げ出すパターンである。で、逃げ出す時に、その上司は私に対してどう思っているか・・・。今のところ、100%、私の事を大のお気に入りなのである。

 

 

女上司を上げていくと・・・。

 

  • 2つ前の会社の頭良すぎお嬢様上司:私の事をすんごい気に入って、速攻でマネージャーにしてくれた。気が合って、上手い亊やっていた。
  • エライ美人女史:私の事を、やっぱり、すんごい気に入っていた。でも、さっぱりしてる人だった。彼女が移動になり、私も別部署に移動した事で、上司部下期間を終了。
  • ジャスミンさん:私とすんごい気が合った。賢い人。かなりいい関係性が持てた。彼女がキャリア・ブレイクを取る事になり、私は彼女の部下から外れたけれど、すごくお世話になった上司。
  • マイウェイさん:何度か記事にしたけれど。こじらせさん。私の事を頼りまくり、好きすぎて、彼女の仕事をほぼ私がやっていた事に、その上の大ボス・ステフが気が付き、私をジェンの下に移動させた。マイウェイさんは、私がジェンの下に移動するのがいやすぎて、「Sangoが私の部下じゃないと、仕事したくないって泣いてます!」という大嘘をいろんな部長に触れ回った。ジェンは「あなたを引き抜いたせいで、私はマイウェイさんにめっちゃ嫌われたもの」と言うぐらいすごかった。
  • ジェン:良き友。ボスだけど、私の友でもある人。超ハイパー頭いい系の人。今でも、仲良き友。
  • ジョージー:アビが採用した人。もう、1年間、この人の話しか記事にしなかったんでは・・・というぐらい、ネタ満載のこじらせた人。ADHDハイッテル系ASDのネガティブな特性と、承認欲求を拗らせまくった人。採用したアビでさえ「間違えた」と言ったぐらい・・・。
  • ティファニー: 私の前の上司。一見普通に思えたけれど。部下の一人、天才肌君が去ったあたりで不安が爆発し、その不安の解消法が全部私になった。つまり、私におんぶにだっこになってしまい、面倒くさい事になった。

そして、リズ

 

 

マイウェイさん、ジョージー、ティファニー、リズに共通するのが・・・距離感である。

 

 

みんな途中から、距離感がおかしくなるのである。そして、本人の不安を、私で解消しようとするのだ。自分が出来ない仕事、自分が苦手な事を、「チームワーク」と言ってみたり、「あなたが得意だから」と言ってみたりして、私にやらせようとするのだ。

 

そこそこうまく行っていた上司は、私が興味がある事を伸ばそうとしてくれたり。私が苦手な事についても、「克服したい?どうしたい?ある程度は克服しておいた方がいいと思うよ?それなら、こういう方法があるよ」と提案してくれたりした。根気強く、私の苦手克服に付き合ってくれたお嬢様上司、ジャスミン、ジェンの3人には特に感謝してもし足りない。

 

でも、この三人、「I love working with you」と言った事はなかった。ジョージーや、ティファニーで面倒くさい事になった後、ジェンに聞いた事がある。

 

 

私: ねー、ジェン。私って問題児?私って、管理するの難しかった?

 

ジェン: え?ううん。あなたは、好きな事、嫌いな事がはっきりしてるから、仕事が振りやすかった。あなた自身が嫌いだったり、苦手だったりする事でも、理由を話せばするし。ってか、やりやすかったわよ、もちろん。特に、あなたは10言わなくても、私自身が良くわかってない状態で伝えても、いくつか提案してくれるでしょ?だから、ステフから振られた難題は、あなたとやってたもの。あなたとチームを組めるチャンスがあるなら、絶対にYESと言うわ。

 

と言っていた。

 

どうやら、それほど管理は難しくなさそうな感じがする。ジェンはお世辞を言う人ではないので、多分、率直な意見であろう。

 

 

じゃあ、マイウェイさん、ジョージー、ティファニー、リズ・・・この4人に、私が気に入られすぎて、私が嫌な理由は何なのか・・・。私は、どうやったら、この人達と、程よい距離感を保てるのか。それが、永遠の謎の気がする。

 

ググってみても「上司に気に入られる方法」はあっても、「上司からの評価は良いが、普通の距離感を保つ方法」というのがない。代わりに、女性じゃないとして「男性の上司から気に入られすぎて困ってる」とか「変な人に好かれすぎる」というキーワードで見ると、いくつかHOW TOが上がってきた。

 

 

それを見ると、「NOとはっきり言う」とか「相手の言いなりにならない」とか書いてあるのだけれど。

 

 

私は、NOも言うし。言いなりにもならないし。自分の意見も言う。

 

 

でも、マイウェイさん、ジョージー、ティファニー、リズ、4人とも、それを含めて私を気に入りすぎていると思うのだ・・・。だから、何のアドバイスにもなっておらん。

 

 

 

ああ。謎。

 

 

 

私は一体何をしてしまっているのだろう。Chief of Staffみたいな仕事柄、そうなるのは仕方ないのだろうか。解けない謎だなぁ・・・。いつか解けるのかなぁ・・・。