Gaslighting (ガスライティング) | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

アメブロさん、アメトピにはあげちゃいやん。ひっそりやってます。

 

 

Bと出会ってしばらくして、Bがブチ切れた時に、まるで私との会話がなかったかのように言ったり、私の気のせいだと言ったり、全部私の脳内で起きてる事だと言ったり、私は心療内科にかかった方が良いと言ったりした事があった(もう、この時点で世のセラピスト全員が『ガスライティングだ!』と言うレベルだと思う)。

 

普通は「え・・・?そう?」とBの言葉を信じてしまったり、あるいは「いや、B、こっわ!きっも!さっさと逃げよう!」と去ったりするのだと思うのだけれど。私は・・・。

 

「あー。この人、かなりの濃度のASD寄りさんかな?自分に都合の悪い事、記憶から消えてたりするし。おかんからも、妹からも『そんな事絶対になかった!』と完全に、過去の記憶を書き換えられてたりするしなぁ・・・」と、冷静に考えた。

 

で、そこからいろんな記事や、Podcastを聞き始めて、めっちゃよく目にする言葉があった。

 

Gaslighting(ガスライティング)。

 

 

つまり、相手に言われた言葉によって、自分が感じている亊・見えている事がわからなくなり、相手が正しいのかも・・・と思い始めてしまう心理虐待。

 

 

では、拾ってきたガスライティングでよく言われるセリフ集、行ってみよう! (日本語と英語のサイト、まぜこぜで拾ってきました)

  • 頭がおかしいんじゃない?
  • 君はクレイジーだ。
  • 周りも君がおかしいと思ってるよ。
  • You need to get your head straight. (一回、まともに考え直したほうがいいよ)
  • Now you are just confusing me (君が僕を混乱させてるんだよ)。
  • 君、支離滅裂なの気が付いてる?
  • I don't know what you are talking about (君が何の話をしてるのか、さっぱりわからないよ)。
  • そんな事あるわけないじゃないか。
  • それは、君がどっかで読んだ話じゃないの?妄想だよ。
  • You are just making things up to create a drama. (ドラマチックにしようと、話を作り上げてるんだろ?)
  • じゃあ、君の友達に話したらいいよ、そんな事誰も信じないだろうから。
  • 記憶が間違ってるんじゃない?
  • 本当に起きた事を忘れてるようだね。
  • 君の事が心配だよ、本当に起きた事を忘れてしまって。
  • 私・僕、そういったよね?覚えてないわけ?
  • 君ストレス感じてるんじゃない?
  • わかってないね。
  • 私・僕の事を本当に思ってるんだったら・・・。
  • いつも大げさなんだよ。大した事ない話なのに。
  • だから君には友達がいないんだよ。
  • そんなにパニックにならないで。
  • ただのジョークなのいわからないんだね。
  • 君自身のせい。
  • 君は、繊細すぎる。
  • 君は感情的になってるよ。
  • 私・僕の事をそんな風に思ってたなんて、がっかりだよ。
  • 私・僕がそんな事を言ったと本気で思ってるわけ?
  • 私・僕が、君の事を傷つけるわけないじゃないか。
  • 君・あなたが大事だからやったんだよ。
  • 君の家族・友達は、君の事を考えてないね。
  • そんな事言ったら、私・僕がどうリアクションするか、わかってたよね?
  • そんなの大した事じゃない。他の人はもっと苦しんでるのに。
  • 本当はそんな風に思ってないでしょう。
  • 君・あなたにこれは無理だよね、どうせできないよね。
  • それ、最悪なアイディアだね。まともな考えじゃないよ。
  • 私・僕はこれを長い間やってたんだから、君に言われる筋合いはないよ。
  • ありがたく思いなさいよ!私・僕のおかげなんだから。
  • 君がそんな事言わなければ、僕は怒らずに済んだんだ。反省するんだね。
  • そんなの君の気のせいだよ。実際には何も起きてないじゃないか。
  • なんでそんな小さな亊を、いちいち大げさに言うんだよ。
  • 君は専門家じゃないんだから、そんな事わかるわけないだろ。
     

わー!聞いた亊あるやつばっかり並びましたね(笑)。タイピングしてて「あー。あるね、あるね。普通に、毎日の事だったね。今でもあるね」とおかんと妹ちゃんを思い浮かべ、そしてBもやなぁと思いました。は!パイロット氏もなんかうっすらこんな感じがしたね・・・。

 

基本的に、私の周りでガスライティングする人は、ASD寄りがベースですからね。本気で覚えてなかったり、記憶の書き換えが起きてたりするんですね。あとは、ASD寄りがベースですからね、エコラリア・・・だったりするわけです。どこかの、小説やドラマで読んだフレーズをそのまんま、その場で相手に勝つための手段として使ってるわけです。

 

ややこしいですね・・・。本気のガスライティングと、ASD寄りの不器用なガスライティングの見分け。でも、見分けがついても、つかなくても、言われた側の気分が駄々下がりになるのは請け合いです。

 

でも、私みたいにここまで日常になってしまって、かつ、そのからくりが見えてたりすると、鼻くそほじりながらこのセリフを聞けるときもあります。もちろん、自分のコンディションによるけれど。

 

 

私: あー、またやぁ。なんか面倒くさい事言い出したわぁ。へーへー、そうですか。さようでございますか。ハイハイ。

 

 

ぐらいにまで自分の冷静さを保てた時は、大概、何も起きません。でも、私の中のADHD気質が「かっちーーーーーーーーん」と、なると、悲惨な亊になります・・・。

 

ガスライティングへの対処法。いろんなものを読んで、私が実行してるのは、こんな感じ。

 

  1. 相手の言った事にまともに返事しない。
  2. 出来たら、黙って、無表情で、その場を立ち去る。
  3. 相手の勢い・雰囲気に合わせない。キレて大声なら、にっこり笑いながらひそひそ声。真剣に心配顔なら、きゃっはー!とおもろい顔。
  4. こころの中で「私は何が起きたか知っている。私の頭はおかしくない。この人の脳のしくみか、精神的な何かが原因」と唱える。

 

 

大体、おかんや妹ちゃんには①か②を。Bには、①か③を。そして、④は必ず。

 

 

改めて思う。普通のお家じゃないですね、私が育ったの。こんな一般的な記事すら、アメブロさんにアメトピには上げてはいやだと書かなきゃいけない理由。だって、セリフから、すぐに我が家の事だとバレそうだから(笑)。