そして、いろいろ考える。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

アビの部署の役職に、もうすぐオファーをもらう亊になってる。

 

 

アビの部下、リズのChief of Staffだと思う。

 

3か月ほど前、私の同僚、オーラちゃんが同じようにリズの下に移動した。で、リズが私の亊を、オーラちゃんに聞いたらしい。

 

リズ: Sangoは今、彼女がやってる仕事は気に入ってるの?

 

オーラは、ハッピーじゃないとも言えないし、ハッピーとも言えないし、返答に困ったという。なので、適当にぼかして別の話題にもっていったという。つまり、「今の仕事」、Chief of staffを、私にオファーしようとしているのだな、と推測。

 

 

今度の役職が今までと大きく違うのは・・・。大ボスのChief of staff ではない、という亊。今までは、アビやおじいなど、本部長のChief of staffで、だけれどもその部下のティファニーが上司・・・という、ちょっと込み入った状態であった。つまり、私の仕事は直接アビやおじいと仕事をする亊なのに、なぜか、上司はティファニーで。これを人に言うと「え?なんで?」と不思議がられた。

 

アビは、ティファニーもChief of staffの上司として、私と同等に情報をシェアしていたし、私がしている仕事をティファニーにも教えていたので問題はなかったのだけれど。おじい本部長は、私とする仕事はティファニーには知らせないため、ティファニーは全く何も見えなくなった。つまり、ティファニーにとって、私は部下なのに、私がしている仕事は見えない亊が多いし、それなのに、それですでに手一杯で、自分の仕事が手一杯な時には手伝ってもらえない、というフラストレーションがたまっていたのだ。

 

しかも、ティファニーと私の距離感が狭まりすぎたが故に、ティファニーは余計に私に執着するようになってしまい、もはや、なんでもかんでも、自分が苦手な亊は私に振りたいし、自分がいっぱいいっぱいだと私にこぼしたいし、完全に、私を「中の人」として使いたいのに、おじいと仕事をする私を自由にはできない・・・というジレンマ。それで、余計にフラストレーションがたまった状態であった。

 

 

私は、私で、ティファニーと仕事をするのは難しかった。経験から言うと、分野が違うところはいいのだが、私がやっている亊に関しては、私の方がずっと経験が上で、部長ランクと同じぐらいの仕事をする。そんな時、ティファニーは自分を「私にはその経験はないから、あなたの方が上だわ」と言い、私に全部決めさせるのに、自分の仕事をやらせたい時には上司風を吹かせる・・・という面倒くさい状態。自分の都合で、上司になってみたり、チームになってみたり・・・立場をコロコロ変えるので、非常に面倒くさい上司であった。

 

 

次の上司になる人、またもやフランス人女性である。そして、もう、すでになんだか、ASD寄りな感じがしている。十中八九、そうやろうな、と思っている。距離感をそこそこ取っておかないといけないけれど、今度は、ティファニーよりもさらに近い、リズのChief of staffである。もう、距離感とか言うてられへんな・・・と思う。

 

でも、一つ、今まであったツイストの効いた変な組織図ではなくなるので、嬉しい。私は、リズのChief of staffで、リズの部署の仕事をする亊になる。アビのために働くのは、私の本業ではない。

 

そして、今まで、アビやおじいのChief of staffだと大きな組織のトップの仕事しか見えなかったのだけれど。リズの下になると、もっと具体的な業務が見えるようになる。私の知識に抜けていた部分を埋められると思う。

 

正直、不安はある。もう、すでにASD寄りやなぁ・・・と思う女性上司の下で、ずぶずぶの関係になる・・・という役職。もう、これは、一心同体になる亊請け合い。でも、もう、それを覚悟で、だったらそれを利用して、めっちゃお気に入りになり、一気に仕事とビジネスを覚えて、「覚えきった!」というところで、次の仕事を探し始めるか・・・。

 

今までの経験から、ASD寄りの女性上司と仕事をした場合、距離感が詰まりすぎて、執着されて、おかしくなるタイムラインは1年半から2年。

 

ウン。多分、それだけあれば、大分、新しいビジネスや業務を覚えられるはず。1年半で次の仕事を探し始める。

 

ヨシ。決めた。

 

そのつもりで、オファーを受ける事にしよう。