ヒルトンのCMが問題になった。件の内容は旅館の女将が「お食事は何時にしますか?」と問いかけ、一方ヒルトンでは時間を気にせず旅先でゆっくりできるという内容。
これについて中身は別に的外れではないと思う。後はホテルと旅館、どちらが良いのかという問題だ。
一般的にホテルは泊まるだけの機能を提供しており、食事は自由に選べる。この自由度の高さはありがたい。しかし、ホテルが時間に縛られないかと言えばそんなこともなく、クラブラウンジはきっちり時間が決められており、ティータイムは少しでも遅くいけばフードが無いこともある。レストランは予約してその時間に行かねばならないし、いちいちどこにするのか調べないといけない。チェックイン・チェックアウトも期限は決められている。しかし利点もあり、食事を選べるので連泊に向く。
そして旅館だ。時間厳守。というのも送迎がやってくるからだ。まあ到着して連絡すればいいが。食事は決められた物を決められた時間に食べないといけない。それはホテルステイでレストランを予約しても同じだから一緒だろう。あと朝食の時間も決められる。これは配膳の用意が必要なので仕方ないのだ。ちなみにホテルでもルームサービスだと時間は決められる。ビュッフェの場合は差が無い。そういう時間が決められるのが窮屈だと思う外国人もいるだろう。しかし旅館は風呂、食事、泊まりが含まれており、それらの総合評価が醍醐味だ。問題は連泊してもほぼ同じ料理であるという事。特に旅行代理店経由だとそうなる。連泊には向かない。だから1泊となる。一期一会の世界だ。しかし予約の時に「食事はここを予約して」とか考えなくて済む。それでいて高級宿は高級なコースが用意されているから満足度高い。温泉も楽しめてついでに観光もしたいとか欲張れる。
この夏は博多泊で湯布院に行ったが、満足度は湯布院の秋桜が明らかに高い。勿論博多は色々選択肢が多いからいいけど。そういう訳で利点というのはホテル、旅館ともにあると感じる。まあ旅館と言ってもホテルタイプが多いしな。じゃあホテルと旅館の違いはなんなのかといえば、和食と洋食の違いだ。日本人ならどっちも食べるし、どちらが上という事もない。