「ごみの」強調論

 

前回記事にも書きましたが、安曇野市では昨年から野焼き注意喚起について、「ごみの」を強調するようになった。

 

剪定枝、草の野焼きを実質是認したと言う解釈もできるが、あまり気にしなくていい。

後述するが、ただ単に「めんどくさいだけ」である。よく言えば業務円滑化、負担軽減策かな?

(だったら、なんのための行政だ。)

 

(広報より。赤線は筆者。)

 

理由は、野焼きクレームを前もって減らすためと推測される。

つまり、枝草の類だったら合法解釈(あくまで安曇野市が)であるから、

「お前ら野焼きくらいで苦情の電話よこすなよ。」

と言うことであろう。

 

 

 環境省に取材したところ、

 

 

実際問題、「草、枝の類」を禁止するかどうかの「野焼き」の括りとしては、

その法解釈が曖昧ではあるが、

環境省に取材をしたところ「最後は市町村ごとの判断による」との回答があった(著者調べ)。

よって、

  • 県外なら水戸市、県内なら岡谷市、松本市のように「野焼きそのものがNO!」と広報するところと、
  • 安曇野市のように「弱腰めんど臭い方式」の二手に分かれる。

環境省への取材についてはまた後日書こうと思う。

 

 

 劣化

 

 

市長が変わったら、いろいろ変わってしまいました。

特に環境課は今、「他の業務コインたちお札札束 」が忙しく、野焼き苦情対応どころじゃないと思います。

 

昨年からも読者から「情報」が寄せられていますが、

環境課に苦情入れると、若い職員がやってきて往生しながら行為者に対応し、

「近隣から苦情きたんで見に来ましたあ!燃やしている物はなんですか?写真撮っていいですか?」

これで終わるらしい。消火指導無し。前は消火指導までされたんですけどね。明らかな市民サービス劣化。

困っている市民に目を向けた、視線を合わせた行政をお願いしたいと思います。

 

 

 結論:被害者にとっては何も変わることはありません。

 

「ごみの」強調論をもってきたところで、被害者側の対応は何も変わらない。変わりません。

迷惑なんだから、苦情を申し入れ、対応してもらう。権利の行使。

ただ、これまでのように、「どこに通報?」に関し市役所か警察かの順番も対応も変わってくる。

つまり、通報後の「結果」が変わる。

その点踏まえて、2024年版の通報ガイドは後日UPしますが、安曇野市の市民サービス劣化にともない少々の改訂を行います。

その間、野焼きの煙にお困りの方は、昨年版の「警察バージョン」を先に実行することをお勧めします。

 

正直なところ、ここまで劣化するとは思わなかったんで。

それにしては、市民の中には「おらがまちは元副知事が市長だ!」って誇らしげに語るかたもいますが(またこう言うこと書くと..)