青山学院中等部(2017年度)と私案 | 【更新終了】元・東塾(あずまじゅく)塾長の日常

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笑いあり、涙ありの奮闘(予定)をつづるブログ。
子どもたちの笑顔と、夢実現のために、今日も一歩一歩進みます。

2012年9月より創業した当塾は承継させて頂きましたので、当ブログも更新を停止致しました。

昨日は、青山学院の説明会にお邪魔してきました。


今まで渋谷駅から行くことが多かったのですが、この日は表参道駅から。

正門周りは、新入生らしき人たちが、少しのソワソワ感を押し込めながらキャンパスを歩いている感じがしました。^^




新校舎からの写真は、生徒さえ写らなければOKということで、いくつか撮りましたが景色のいい写真を一枚。📷




多分昨年も撮ってアップしたと思いますが、今年も良い感じで塾長の好きな葉桜になっていたので、こちらも。📷


子どもたちも、新しい校舎で学習ができることや、とても開放感のある建物の造りに、目をキラキラさせて授業に参加している様子が見られました。

青山学院さんの考え方で良いなと思っているのは、
『4・4・4年制』
の考え方で指導を行っていること。


初等部から大学まで高い学力水準を維持している学校の1つであるため、中学や高校から違う学校へ、という流れが置きにくく、

小学生の6年間+中学生3年間+高校生3年間

という考え方を、

4年・4年・4年

と捉えるシステムです。



私は、兼ねてより公教育も、このスタイルを取るべきだと考えています。

○3年ごとの受験スケジュールだと、なかなか育成しきることが難しく、なんとか2年で受験用語を詰め込み、あと1年で読解。と、進学校は合格実績を上げるためにただの詰め込み作業に追われてしまう。

○子どもたちからしても、1年経ってやって慣れてきたたところで、後輩が出来て環境が変わり、それに順応してきたと思ったら受験と部活の板挟みの最終学年になってしまうため、あと1年“中間”的な立ち位置を置くことで、心のバランスをより保ち、将来に対して考える時期が生まれる。

○小学5年生(10〜11歳)にもなると、体が大きくなり始めるため、6〜9歳、10〜13歳、14〜17歳で区切った方が、身体的な差も、やるべき学びもメリハリがつけやすい。

○単純に、リスタートをするために、小学校の6年間は長い。
 大小の差に関わらず、心を傷つけるいじめに準ずる扱いは、社会で生活をすれば必ず起きる。
 被害を受けたと感じたときに、家庭だけ、もしくは学校だけで対処するのは、ほぼ無理である。
 子どもを守るため・仕切り直しをするためにも、いじめの内容がひどくなり始める小5頃のタイミングでリセットできるようにする。
 知的レベルの高い学校なら、他の人の足を引っ張るより、自分を高めることに時間を使う方が有益だとわかっていて、頑張ればそういうリスクが減る道を選択できるので、子どもたちにも忍耐力をつけつつ、他者を思いやる心を育てる機会が得られる。



 と、まぁ、都合よく解釈していることも含めて、私は、4・4・4年制を推奨しています。
現行法を変えるのは、少なくとも10年単位で構えて行かなくてはいけないものなので、今できることとして、小さな私塾の、たかが一介(いっかい)の塾長の頭の中では、そういうプログラムで、子どもたちを導いています。



皆さんも、何か、意志を持って生活し、行動していることがあると思います。


それが、家族を守るとか、でも構いません。
というか、それはものすごく尊いことです。

いま目の前にある社会的な問題を解決することが、大きなウネリになる。


そう信じて、今日も朝からプロボノと仕事を頑張ってます。