赤ちゃん連れフォトグラファーのAzusaです。
ご覧いただきありがとうございます。
投稿百五十八回目は
「【体験レポ】 「赤ちゃん連れフォトグラファーを卒業します...」
MAYAさん個別セッション in 香港」
について書きたいと思います。
(初めてお越しの方は
こちらの自己紹介をご覧いただけたら
嬉しいです!)
バンコク駐在妻界隈でその名を轟かす
旅ブロガーで週末起業家の
MAYAさん。
私のバンコク生活における恩人ともいえる
そのMAYAさんと
念願の初イベントを
ここ香港で開催したことは
昨日のこちらの投稿
「【開催レポ】初のイベント開催!
MAYA&あずさ「過去と決別するTHE・香港お茶会」
で手放せた過去」
で書いた通りなのですが
そのイベント前の朝
私はMAYAさんから
起業コースの個別セッション
4回目を受けていました。
(第2回目のレポートはこちら
「最高にデトックスされた日曜の朝。
MAYAさん起業コンサルの個別セッション!」)
第3回目のレポートはこちら
「【体験レポ】MAYAさん起業コース・個別セッション3回目で得た、
2つの学びを実践した結果!?」)
その場で私は
ある決意をMAYAさんに伝えていました。
それは
「赤ちゃん連れフォトグラファー」
をやめようと思うということ。
私は
「赤ちゃん連れフォトグラファー」
の名の通り
活動を始めて以来
この約3年半
基本的に
子連れで撮影をさせていただいてきました。
それというのも
娘たちが幼いうちは
長時間
私と離れるのが難しかったり
娘たちに
私が働いている姿を見て欲しい
という思いがあったり
小さいこどもがいても
唯一の趣味であり
自分が得意なことでもある
「写真を撮ること」を活かして
人の役に立ちたい
という思いがあるから
であったりするのですが
一番の理由は
その姿を
周りの人に見ていただくことによって
小さいこどもがいても
周囲の理解や協力があれば
好きなように仕事ができる
のだということ
世の中にはいろいろな考え方の人がおり
働き方も同様に
多様で良いのではないかということ
について考えるきっかけとなり
そこから
人々がこどもに対して
より寛容である社会
固定観念にとらわれず
多様性を認められるような社会
をつくっていきたい
という強い思いがあるからです。
つまり
「赤ちゃん連れフォトグラファー」は
私のアイデンティティそのもの
なのです。
それにもかかわらず
何故その「アイデンティティ」を
捨てようと考えたのか。
それは
セッションの前日に
香港に来てから初めて
約3ヶ月ぶりに行った
でのことでした。
その午前中の撮影に同伴した三女は
撮影の間中
抱っこ紐の中で
ひたすら不満を訴え続けていたのです。
写真はMAYAさんが撮ってくださいました!
いわゆる「魔の二歳児」「イヤイヤ期」
まっしぐらとはいえ
これまで
「こどもたちのため」
と信じて疑わなかったことが
単に自己満足だったのかもしれず
こどもたちに負担を
強いていたのかもしれない
そして何より
せっかく依頼してくださったヒロコ先生に
ご迷惑をお掛けしてしまったことに
ものすごく落ち込んでいたため
(結果的にはヒロコ先生からは
子連れでのその日の撮影に対して
この日はまだ翌日で
その後にそんな感動的な展開が待っているとは
思いも寄りませんでした。)
私の中では
"もう子連れでの撮影は潮時なのでは"
という結論に達してしまっていたのです。
そんな私が
前日の撮影の様子や
それを受けて
私が導いた今後の活動に対する結論
新しいビジネスプランなどを
ずらずらと話すのを
一通り聞き終えて
MAYAさんが私に掛けてくれたお言葉
それは
「それでも
写真はやめないでほしい」
だったのです。
「やめない方が良い」ではなく
「やめないでほしい」。
ほんの少しの
言葉の違いかもしれませんが
私はそこに
MAYAさんの
ビジネスの面からのアドバイスだけではなく
私の写真への愛が込められていた
気がして
人知れず
こみあげてくるものを感じていました。
そして
決して説得する訳でもなく
私の今置かれている状況の中で
私がどういう選択をすべきかを
客観的に見られるように
例を挙げて説明してくださりました。
確かにもし
私の隣に
3年半
フォトグラファーとして
海外に住んでいるからこその
貴重な数々の体験をしてきて
そうして
少しずつ積み上げてきたキャリアを
今まさに手放そうとしている人がいたとしたら
もったいない!
と思うに違いないのです。
やはり自分のこととなると
見えづらくなってしまうものです。
こうして私は
MAYAさんのおかげで
子連れフォトグラファーを卒業することを
思い留まったのでした。
(そしてその後いただいたヒロコ先生のお言葉で
その気持ちは確固たるものになりました。)
とはいえ
これまで通りに
三女を抱っこ紐に入れて撮影するのは
どうやら難しそうなので
こどもたちの成長に注意深く目を向けて
こどもたちの気持ちを確認しながら
お互いにとって心地の良い
子連れ撮影のやり方を
少しずつ模索していければ
と思っています。
こちらの写真もMAYAさんが撮ってくださいました!
最後までお読みいただき、 ありがとうございました!